一般社団法人スポーツを止めるな

柔道

【1252プロジェクト】
SAGAスポーツピラミッド構想シンポジウム登壇レポート

 こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

 スポーツを通じて人材育成や文化の拡大を図る「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」に関するシンポジウムが2023年2月15日に、よみうり大手町小ホールで行われました。

 佐賀県山口知事、スポーツ庁室伏長官、そして当社団からは理事であり1252リーダーの伊藤華英が登壇し、トップアスリートが更に上を目指しながら、裾野を更に広くしていることや女性アスリートの健康について等のセッションが行われました。当日は、会場(約120名)+オンライン(206名)にて約330名が参加しました。

▼「体育」から「スポーツ」へ

佐賀県山口知事

 2019年6月、国会において長年「国民体育大会(国体)」と親しまれてきた大会が、令和6年(2024年)佐賀県開催から「第78回国民スポーツ大会(国スポ)」と国会で決定されました。なぜ、「体育」ではなく「スポーツ」なのか。「体育」は主に学校教育のイメージが強いものですが、「スポーツ」は純粋に運動を楽しむことを表現するために、世界中で使われている言葉なのです。

 山口知事は、過去に海外出張に訪れた時にスポーツ文化の差に衝撃を受けた経験を語りました。「大きな試合の直前でも、観客席ではなくスタジアム内の飲食店がにぎわっている。商談の場としてもスポーツが活用されており、経済が回ることによってスポーツ界、アスリートに還元されているということを皆がわかっている。佐賀SSP構想としては、体育ではなくスポーツとして、地域・ビジネスを巻き込みながら推進していきたい」と意気込みを語りました。

【スポーツ庁室伏長官】

 室伏長官からは、「スポーツはもっと純粋に楽しむもの。少子化などの社会課題に合わせて部活動の地域移行なども進めていますが、「体験格差の解消」がカギであり、スポーツ庁としても力を入れて取り組んでいる。記録ばかりを狙うのではなく生涯スポーツとして、長いスパンで捉えていくために、グラスルーツ・地域におけるサポートもしていきたい。」と伝えました。

▼生理の悩みは、女性だけでは解決できるものではない

【当社団理事/1252リーダー 伊藤華英】

 「現役時代、生理は「生理的」なもので自然にしておけばいい、何もしなくてもいいと思い、何も対策していなかった。しかし、北京オリンピックの8月の本番に重なることが分かり、中用量ピルを服用したことでPMS(月経前症候群)のような症状などが起き、本番前にコンディションを崩してしまった。ピルを服用したことが悪いのではなく、何の知識を持たなかったことを後悔した」と自身の経験を語りました。その実体験から生まれ、骨の成長期にあたる10代の女子アスリートに向けた生理とスポーツの教育・情報発信活動が「1252プロジェクト」です。

【女子学生実態調査について語る伊藤理事】

 山口知事は、「10代女子学生は自分のことよりも競技に対して一生懸命になってしまう。佐賀県は今年1月から女性アスリート特有の健康問題を専門に扱う女性アスリート外来を設置するなどサポートも進めている。その上で更に、男性指導者も生理のことを分かった上で指導しているかどうかも非常に重要なポイントだと感じ、佐賀県としてもフォローアップしていきたい。」と力強く語りました。

 室伏長官は、「トップアスリートに関しては、手厚いサポートをしているが、今後グラスルーツの学校単位でも大変重要な取り組みでありながら、まだまだ分からない事が多い。ピルの相性や生理中の筋肉発達のような研究など、避けるものではなく、どのようにコンディショニングに活かしていくかという研究にも期待していきたい。」と伝え、女性アスリートの健康支援に対する意気込みを語りました。

【室伏長官、山口知事、司会のラルフ鈴木さん、ありがとうございました!】

 女性アスリート特有の健康課題や生理に対して、男性指導者がどのように向き合っていくか、女子学生自身も、「どのようなお腹の痛さなのか?体調の変化は生理によるものなのか?」など、自分の身体の状態を把握し言語化できるようになっていくことも非常に重要なことです。山口知事、室伏長官とともに新しいスポーツ文化の創造やアスリート支援への展望を語り合う、非常に熱いシンポジウムでした。ありがとうございました!

 1252プロジェクトとしても、引き続き、沢山のアスリートの皆様や、医療・教育専門家の方々のお力を借りながら生理とスポーツの正しい情報を発信し、女子学生アスリートの悩みに寄り添った活動を推進していきます。授業や講演をご希望の方は1252@spo-tome.comまでお問い合わせください!

■シンポジウムのアーカイブはこちら!3月末日まで公開
https://www.cp-entry.com/saga2302

1252プロジェクトの公式HPはこちら
https://spo-tome.com/1252-top/

1252project紹介映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

■トップアスリートの生理にまつわる体験「Talkup1252」はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=bVYoDobYa9I

■Instagramで学べる生理×スポーツの教科書「1252 Playbook」はこちら↓
1252project公式Instagramアカウントより、随時発信しております。ぜひご覧ください。

【アクセス方法】
Instagram(@1252project)
https://www.instagram.com/1252project/

【1252プロジェクト】
SAGAスポーツピラミッド構想シンポジウム登壇レポート

 こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

 スポーツを通じて人材育成や文化の拡大を図る「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」に関するシンポジウムが2023年2月15日に、よみうり大手町小ホールで行われました。

 佐賀県山口知事、スポーツ庁室伏長官、そして当社団からは理事であり1252リーダーの伊藤華英が登壇し、トップアスリートが更に上を目指しながら、裾野を更に広くしていることや女性アスリートの健康について等のセッションが行われました。当日は、会場(約120名)+オンライン(206名)にて約330名が参加しました。

▼「体育」から「スポーツ」へ

佐賀県山口知事

 2019年6月、国会において長年「国民体育大会(国体)」と親しまれてきた大会が、令和6年(2024年)佐賀県開催から「第78回国民スポーツ大会(国スポ)」と国会で決定されました。なぜ、「体育」ではなく「スポーツ」なのか。「体育」は主に学校教育のイメージが強いものですが、「スポーツ」は純粋に運動を楽しむことを表現するために、世界中で使われている言葉なのです。

 山口知事は、過去に海外出張に訪れた時にスポーツ文化の差に衝撃を受けた経験を語りました。「大きな試合の直前でも、観客席ではなくスタジアム内の飲食店がにぎわっている。商談の場としてもスポーツが活用されており、経済が回ることによってスポーツ界、アスリートに還元されているということを皆がわかっている。佐賀SSP構想としては、体育ではなくスポーツとして、地域・ビジネスを巻き込みながら推進していきたい」と意気込みを語りました。

【スポーツ庁室伏長官】

 室伏長官からは、「スポーツはもっと純粋に楽しむもの。少子化などの社会課題に合わせて部活動の地域移行なども進めていますが、「体験格差の解消」がカギであり、スポーツ庁としても力を入れて取り組んでいる。記録ばかりを狙うのではなく生涯スポーツとして、長いスパンで捉えていくために、グラスルーツ・地域におけるサポートもしていきたい。」と伝えました。

▼生理の悩みは、女性だけでは解決できるものではない

【当社団理事/1252リーダー 伊藤華英】

 「現役時代、生理は「生理的」なもので自然にしておけばいい、何もしなくてもいいと思い、何も対策していなかった。しかし、北京オリンピックの8月の本番に重なることが分かり、中用量ピルを服用したことでPMS(月経前症候群)のような症状などが起き、本番前にコンディションを崩してしまった。ピルを服用したことが悪いのではなく、何の知識を持たなかったことを後悔した」と自身の経験を語りました。その実体験から生まれ、骨の成長期にあたる10代の女子アスリートに向けた生理とスポーツの教育・情報発信活動が「1252プロジェクト」です。

【女子学生実態調査について語る伊藤理事】

 山口知事は、「10代女子学生は自分のことよりも競技に対して一生懸命になってしまう。佐賀県は今年1月から女性アスリート特有の健康問題を専門に扱う女性アスリート外来を設置するなどサポートも進めている。その上で更に、男性指導者も生理のことを分かった上で指導しているかどうかも非常に重要なポイントだと感じ、佐賀県としてもフォローアップしていきたい。」と力強く語りました。

 室伏長官は、「トップアスリートに関しては、手厚いサポートをしているが、今後グラスルーツの学校単位でも大変重要な取り組みでありながら、まだまだ分からない事が多い。ピルの相性や生理中の筋肉発達のような研究など、避けるものではなく、どのようにコンディショニングに活かしていくかという研究にも期待していきたい。」と伝え、女性アスリートの健康支援に対する意気込みを語りました。

【室伏長官、山口知事、司会のラルフ鈴木さん、ありがとうございました!】

 女性アスリート特有の健康課題や生理に対して、男性指導者がどのように向き合っていくか、女子学生自身も、「どのようなお腹の痛さなのか?体調の変化は生理によるものなのか?」など、自分の身体の状態を把握し言語化できるようになっていくことも非常に重要なことです。山口知事、室伏長官とともに新しいスポーツ文化の創造やアスリート支援への展望を語り合う、非常に熱いシンポジウムでした。ありがとうございました!

 1252プロジェクトとしても、引き続き、沢山のアスリートの皆様や、医療・教育専門家の方々のお力を借りながら生理とスポーツの正しい情報を発信し、女子学生アスリートの悩みに寄り添った活動を推進していきます。授業や講演をご希望の方は1252@spo-tome.comまでお問い合わせください!

■シンポジウムのアーカイブはこちら!3月末日まで公開
https://www.cp-entry.com/saga2302

1252プロジェクトの公式HPはこちら
https://spo-tome.com/1252-top/

1252project紹介映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

■トップアスリートの生理にまつわる体験「Talkup1252」はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=bVYoDobYa9I

■Instagramで学べる生理×スポーツの教科書「1252 Playbook」はこちら↓
1252project公式Instagramアカウントより、随時発信しております。ぜひご覧ください。

【アクセス方法】
Instagram(@1252project)
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【1252プロジェクト】
スポーツ庁開催の事業共創プログラム「INNOVATION LEAGUE 2022 デモデイ」にて成果報告を行いました!

 こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

 2023年3月10日(金)にスポーツ庁とSPORTS TECH TOKYO主催のINNOVATION LEAGUE 2022 デモデイ(成果発表会)がBASE Q(ベースキュー)東京ミッドタウン日比谷行われました。

 INNOVATION LEAGUE(イノベーションリーグ) とは、スポーツ庁とSPORTS TECH TOKYOが共催し、スポーツ団体が持つ課題やアセットとスポーツ周辺領域のアイデアやテクノロジーを掛け合わせることで、スポーツ産業の拡張を目指すためのプログラムです。1252プロジェクトは、本プログラムの採択団体に選出頂き、2022年度のコラボレーションパートナーである全日本柔道連盟様との連携が始まりました。今回のデモデイでは最終採択された4社による成果発表のプレゼンテーションの場として位置づけられました。当社団からは元競泳日本代表/1252プロジェクトリーダーの伊藤華英と共同代表の最上絋太がプレゼンターとなり、4ヶ月間に渡る全日本柔道連盟様と1252プロジェクトのプログラム成果を報告しました。

【プレゼンテーションの様子】

柔道界の新たなチャレンジ。1252初の競技団体様との連携の成果

 歴史ある柔道界が、新たに「生理×スポーツ」のテーマに踏み込み、安心安全な柔道・誰もが自分らしく柔道を出来る環境づくりを目指す。そのために、①骨の成長期である10代への啓発②スポーツ界にロ向けたロールモデルの構築③柔道イメージの向上④強化への貢献などを目的に連携が始まりました。1252プロジェクトとしても競技団体様との取り組みは初の試みです。

【プレゼンテーションの様子】

 成果としては、1252推進の基盤設計、国際展開への兆候をはじめ、全柔連ブランディング戦略推進特別委員長の井上康生さんや元柔道日本代表/中村美里さんらに協力頂き柔道界に向けて発信、佐賀県立佐賀商業高校でのモデル授業開催決定など、10代への学びの場創出について報告しました。柔道界における連携の道筋を立てる為に、単一の委員会に留まらせるのではなく、専門委員会の皆様や関係者の皆様とも協力しながら推進することも重要です。4か月という短い期間でしたが、今後も様々なアクションを予定しています。また、本テーマの取り組みをもっと広く柔道界に根差していくためにも、4月以降は包括連携を見据えて本格推進していくことも語りました。

【デモデイのプレゼンターやプロジェクト関係者の皆様】

 1252としても初めての競技団体様との連携。全柔連様との取り組みからスポーツ界のロールモデルを作り、女子学生アスリートの皆さんが自分らしくスポーツをできること、女子スポーツ科学の発展に寄与できるよう、活動推進していきますので、今後の展開にもご注目ください!

・1252プロジェクト

1252プロジェクトは、一年52週のうち12週間が生理であることからネーミングされています。それに伴う体調の変化は、多くの女性学生アスリートにとって避けては通れない問題ですが、相談できる場や正しい知識を持つ機会が少ないことが現状です。プロジェクトリーダーの元競泳日本代表の伊藤華英を中心に、様々なアスリートの皆様、医療・教育の専門家の知見を持って情報発信を行っています。

活動に興味がある方、授業希望がある学校・団体さまは1252@spo-tome.comまでお問い合わせください。

■1252プロジェクトの公式HPはこちら
https://spo-tome.com/1252-top/

■1252project紹介映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

■トップアスリートの生理にまつわる体験「Talkup1252」はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=bVYoDobYa9I

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【1252プロジェクト】
スポーツ庁開催の事業共創プログラム「INNOVATION LEAGUE 2022 デモデイ」にて成果報告を行いました!

 こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

 2023年3月10日(金)にスポーツ庁とSPORTS TECH TOKYO主催のINNOVATION LEAGUE 2022 デモデイ(成果発表会)がBASE Q(ベースキュー)東京ミッドタウン日比谷行われました。

 INNOVATION LEAGUE(イノベーションリーグ) とは、スポーツ庁とSPORTS TECH TOKYOが共催し、スポーツ団体が持つ課題やアセットとスポーツ周辺領域のアイデアやテクノロジーを掛け合わせることで、スポーツ産業の拡張を目指すためのプログラムです。1252プロジェクトは、本プログラムの採択団体に選出頂き、2022年度のコラボレーションパートナーである全日本柔道連盟様との連携が始まりました。今回のデモデイでは最終採択された4社による成果発表のプレゼンテーションの場として位置づけられました。当社団からは元競泳日本代表/1252プロジェクトリーダーの伊藤華英と共同代表の最上絋太がプレゼンターとなり、4ヶ月間に渡る全日本柔道連盟様と1252プロジェクトのプログラム成果を報告しました。

【プレゼンテーションの様子】

柔道界の新たなチャレンジ。1252初の競技団体様との連携の成果

 歴史ある柔道界が、新たに「生理×スポーツ」のテーマに踏み込み、安心安全な柔道・誰もが自分らしく柔道を出来る環境づくりを目指す。そのために、①骨の成長期である10代への啓発②スポーツ界にロ向けたロールモデルの構築③柔道イメージの向上④強化への貢献などを目的に連携が始まりました。1252プロジェクトとしても競技団体様との取り組みは初の試みです。

【プレゼンテーションの様子】

 成果としては、1252推進の基盤設計、国際展開への兆候をはじめ、全柔連ブランディング戦略推進特別委員長の井上康生さんや元柔道日本代表/中村美里さんらに協力頂き柔道界に向けて発信、佐賀県立佐賀商業高校でのモデル授業開催決定など、10代への学びの場創出について報告しました。柔道界における連携の道筋を立てる為に、単一の委員会に留まらせるのではなく、専門委員会の皆様や関係者の皆様とも協力しながら推進することも重要です。4か月という短い期間でしたが、今後も様々なアクションを予定しています。また、本テーマの取り組みをもっと広く柔道界に根差していくためにも、4月以降は包括連携を見据えて本格推進していくことも語りました。

【デモデイのプレゼンターやプロジェクト関係者の皆様】

 1252としても初めての競技団体様との連携。全柔連様との取り組みからスポーツ界のロールモデルを作り、女子学生アスリートの皆さんが自分らしくスポーツをできること、女子スポーツ科学の発展に寄与できるよう、活動推進していきますので、今後の展開にもご注目ください!

・1252プロジェクト

1252プロジェクトは、一年52週のうち12週間が生理であることからネーミングされています。それに伴う体調の変化は、多くの女性学生アスリートにとって避けては通れない問題ですが、相談できる場や正しい知識を持つ機会が少ないことが現状です。プロジェクトリーダーの元競泳日本代表の伊藤華英を中心に、様々なアスリートの皆様、医療・教育の専門家の知見を持って情報発信を行っています。

活動に興味がある方、授業希望がある学校・団体さまは1252@spo-tome.comまでお問い合わせください。

■1252プロジェクトの公式HPはこちら
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■1252project紹介映像はこちら
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【1252プロジェクト】 柔道国際大会「グランドスラム東京」出展レポート!

こんにちは、スポーツを止めるな広報です!

 2022年12月3日(土)と4日(日)に東京体育館でグランドスラム東京2022が開催されました。2021年の東京2020オリンピック以来となる国際大会の東京開催、日本での柔道国際大会「グランドスラム東京」が5年ぶりの東京開催となりました。また、パリ2024オリンピックに繋がる代表権獲得にも影響する大会として、会場は熱気と興奮に包まれました。

【会場の様子】

 当社団の生理×スポーツの教育/情報発信活動の「1252プロジェクト」はスポーツ庁の事業共創プログラムINNOVATION LEAGUEアクセラレーション 2022の採択団体に選出され、全日本柔道連盟と連携を開始しています。その一環として、グランドスラム東京ではブース出展と会場内に「生理×スポーツ」の1252ポスターを設置するなど、知識の普及・啓蒙活動を行いました。また、男子学生メンバーも運営スタッフとして参加してもらい、学生自らジェンダーを問わず学んでいく重要性を伝えていきました。

【運営スタッフの男子学生メンバー】

 会場ブースでは、1252プロジェクトの紹介映像やリーフレットを日・英で配布、元柔道日本代表の福見友子氏も出演中のトップアスリートの生理体験を語るYoutube番組「Talkup1252」、全日本柔道連盟ブランディング委員会委員長である井上康生氏と1252リーダー伊藤華英の対談動画を公開するなど、様々なコンテンツを展開しました。また、「スポーツ×生理」にまつわるクイズポスターを会場や練習場に掲出するなど、生理とスポーツについてオープンに学べる機会を作りました。

【会場内に1252ポスターを掲出】

 ブースにお越しくださった一般来場者の中には、柔道をする娘のサポートのために、学びに訪れて頂いたり、柔道部に所属している男子学生の中には「生理について無知だったけれども、今後もっと学んでいきたい」と前向きな意見も頂けました。また、一般来場者の方々だけでなく、スポーツ庁長官の室伏広治氏や、スポーツを止めるな賛同アスリートの皆様、国際柔道連盟のジェンダー・エクイティ委員会委員長のリサ・アラン氏や海外柔道選手にもお越し頂き、女性アスリートや周囲の人々が生理について学ぶことの重要性の共有や意見交換を行う場となりました。国際柔道連盟の公式サイトでも紹介されましたので、是非こちらもご覧ください。
https://www.ijf.org/news/show/12-52-project-unleash-your-potential

【IJFのジェンダー・エクイティ委員会委員長のリサ・アラン氏とも意見交換しました】

歴史ある柔道界が、タブー視されてきた生理×スポーツに関する課題に対して向き合い、安心安全な柔道の普及、誰もが「自分らしい柔道」を出来るような環境を整えていくこと、そして男性指導者が約8割を占めるスポーツ界のロールモデルとなっていくことが期待されます。全日本柔道連盟と1252プロジェクトの連携はまだ始まったばかり。これからの展開も是非、楽しみにしていてください!

【左:全柔連 井上委員長 右:当社団 最上共同代表】

1252プロジェクト
1252プロジェクトは、一年52週のうち12週間が生理であることからネーミングされています。それに伴う体調の変化は、多くの女性学生アスリートにとって避けては通れない問題ですが、相談できる場や正しい知識を持つ機会が少ないことが現状です。プロジェクトリーダーの元競泳日本代表の伊藤華英を中心に、様々なアスリートの皆様、医療・教育の専門家の知見を持って情報発信を行っています。

■1252プロジェクトの公式HPはこちら
https://spo-tome.com/1252-top/

■1252project紹介映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

■トップアスリートの生理にまつわる体験「Talkup1252」はこちら
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【1252プロジェクト】 柔道国際大会「グランドスラム東京」出展レポート!

こんにちは、スポーツを止めるな広報です!

 2022年12月3日(土)と4日(日)に東京体育館でグランドスラム東京2022が開催されました。2021年の東京2020オリンピック以来となる国際大会の東京開催、日本での柔道国際大会「グランドスラム東京」が5年ぶりの東京開催となりました。また、パリ2024オリンピックに繋がる代表権獲得にも影響する大会として、会場は熱気と興奮に包まれました。

【会場の様子】

 当社団の生理×スポーツの教育/情報発信活動の「1252プロジェクト」はスポーツ庁の事業共創プログラムINNOVATION LEAGUEアクセラレーション 2022の採択団体に選出され、全日本柔道連盟と連携を開始しています。その一環として、グランドスラム東京ではブース出展と会場内に「生理×スポーツ」の1252ポスターを設置するなど、知識の普及・啓蒙活動を行いました。また、男子学生メンバーも運営スタッフとして参加してもらい、学生自らジェンダーを問わず学んでいく重要性を伝えていきました。

【運営スタッフの男子学生メンバー】

 会場ブースでは、1252プロジェクトの紹介映像やリーフレットを日・英で配布、元柔道日本代表の福見友子氏も出演中のトップアスリートの生理体験を語るYoutube番組「Talkup1252」、全日本柔道連盟ブランディング委員会委員長である井上康生氏と1252リーダー伊藤華英の対談動画を公開するなど、様々なコンテンツを展開しました。また、「スポーツ×生理」にまつわるクイズポスターを会場や練習場に掲出するなど、生理とスポーツについてオープンに学べる機会を作りました。

【会場内に1252ポスターを掲出】

 ブースにお越しくださった一般来場者の中には、柔道をする娘のサポートのために、学びに訪れて頂いたり、柔道部に所属している男子学生の中には「生理について無知だったけれども、今後もっと学んでいきたい」と前向きな意見も頂けました。また、一般来場者の方々だけでなく、スポーツ庁長官の室伏広治氏や、スポーツを止めるな賛同アスリートの皆様、国際柔道連盟のジェンダー・エクイティ委員会委員長のリサ・アラン氏や海外柔道選手にもお越し頂き、女性アスリートや周囲の人々が生理について学ぶことの重要性の共有や意見交換を行う場となりました。国際柔道連盟の公式サイトでも紹介されましたので、是非こちらもご覧ください。
https://www.ijf.org/news/show/12-52-project-unleash-your-potential

【IJFのジェンダー・エクイティ委員会委員長のリサ・アラン氏とも意見交換しました】

歴史ある柔道界が、タブー視されてきた生理×スポーツに関する課題に対して向き合い、安心安全な柔道の普及、誰もが「自分らしい柔道」を出来るような環境を整えていくこと、そして男性指導者が約8割を占めるスポーツ界のロールモデルとなっていくことが期待されます。全日本柔道連盟と1252プロジェクトの連携はまだ始まったばかり。これからの展開も是非、楽しみにしていてください!

【左:全柔連 井上委員長 右:当社団 最上共同代表】

1252プロジェクト
1252プロジェクトは、一年52週のうち12週間が生理であることからネーミングされています。それに伴う体調の変化は、多くの女性学生アスリートにとって避けては通れない問題ですが、相談できる場や正しい知識を持つ機会が少ないことが現状です。プロジェクトリーダーの元競泳日本代表の伊藤華英を中心に、様々なアスリートの皆様、医療・教育の専門家の知見を持って情報発信を行っています。

■1252プロジェクトの公式HPはこちら
https://spo-tome.com/1252-top/

■1252project紹介映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

■トップアスリートの生理にまつわる体験「Talkup1252」はこちら
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