初めまして、“一般社団法人 スポーツを止めるな”にて広報のボランティアをしている大学3年の戸張征志と申します。
約8ヶ月間の“スポーツを止めるな”で活動をする中で学んだことや感じたことを今回書かせていただきます。
“スポーツを止めるな“との出会いは学生コーチを務めている高校ラグビー部の社会人コーチから誘われたのがきっかけでした。
私自身、学生コーチとして高校生と日々接していた中で、新型コロナウィルスの影響で急に活動を制限され、思うように部活に打ち込めない学生を直接みていたので「何か自分に出来ることはないか」いう思いで活動に参加することを決めました。
実際は、SNSを通して#ラグビーを止めるな(自分のプレー動画を編集しSNSにこのハッシュタグをつけ投稿することでリクルーターと繋がるムーブメント)を見ていたくらいで、どういった活動を行ってるかはその時は正直理解していませんでした。
そんな中、青春の宝プロジェクト(学生の思い出の試合にトップアスリートの解説をつけてプレゼントする企画)に参加した際に、学生たちの純粋に喜ぶ姿を見て“スポーツを止めるな”の活動が学生スポーツをどのように支えているかを知ることができ、自分も具体的に何か企画して貢献してみたいと思うようになりました。
"スピード感に圧倒される日々"
現在、“スポーツを止めるな”では、選手が安全にプレーをアピール出来るオンラインプラットフォーム「HANDS UP」や女性アスリートならではの悩みに向き合う「1252プロジェクト」など様々な活動を展開しています。そういった活動の1つ1つが決まっていくスピード感に毎回驚きを覚え、ベンチャー企業のようなダイナミックなプロセスを味わえている気がします。私の役割は、SNSを通して活動の報告やイベントの告知、報告を行うことです。自分自身の貢献は他の方々に比べれば少ないですが、学生の頃からこういった活動に携われていることを光栄に思います。SNSの可能性を感じると同時に、注意しなければいけないことなど、学ぶべきことも多いです。
最後になりますが、私は大学入学と同時にずっとプレーしていたラグビーを辞めました。
しかし、今でも高校で同じ部活だった友人と会う際に話すことは、高校3年時の最後の大会についてです。
それだけ、私にとって学生スポーツが与えた影響は大きかったです。
だからこそ、新型コロナウィルスの影響で思うように活動を出来ていない学生や、これからまさにスポーツをやりたいと思っている学生に対して、少しでも貢献できるようにこれからも頑張ってやっていきたいと思います。
これを機に私たち「スポーツを止めるな」の活動も少しでも知って頂ければ幸甚です。どうぞよろしくお願いいたします。
写真:筆者の高校3年時 神奈川県大会準決勝の様子