こんにちは、スポーツを止めるな広報です。
先日1252プロジェクトは、スポーツ庁長官の室伏広治さんを表敬訪問させていただきました。
INNOVATION LEAGUE 2021コンテストの「ソーシャル・インパクト賞」を受賞
一般社団法人スポーツを止めるなの活動の一つであり、女子学生アスリートに向けた生理とスポーツの教育/情報発信活動「1252プロジェクト」が、スポーツ庁とSPORTS TECH TOKYOが共催する【INNOVATION LEAGUE 2021 コンテスト】にて、「ソーシャル・インパクト賞」を受賞しました。
授賞式が行われたデモデイでは、スポーツ庁長官・室伏広治さんからの総評にて、指導の中でも隅に置かれてしまっていた女性特有の生理とコンディショニングの重要さやこの活動によって女性アスリートが活躍する場が広がってくることへの期待などを話して頂きました。
この受賞を糧として、今後も元競泳日本代表の伊藤華英(当社団理事)を中心に、トップアスリートや医療・教育の専門家の方々と連携しながら、最新医療・教育分野の専門的・科学的知見を持って女子学生アスリートと指導者向けに教育・情報発信を行うハブとして活動していきます。
スポーツ庁からも高く評価されている「1252プロジェクト」とは?
今回、受賞のご縁から、スポーツ庁長官の室伏広治さんと対話する機会をいただき、「1252プロジェクト」について改めてご報告いたしました。
1年間(52週)のうち、約12週は訪れる月経とそれに伴う体調の変化は、多くの女性アスリートにとって避けては通れない問題ですが、相談できる場や正しい知識を持つ機会が少ないことが現状です。
アスリートにとって、競技シーズンや試合のタイミングに合わせてコンディション・マネジメントが重要となります。1252プロジェクトでは、「Talk Up 1252」や「1252 Playbook」などオンラインメディアを通じた情報発信や運動部女子学生の月経に関する実態調査を実施したり、「1252 Clubroom」のような直接学生と対話・ワークショップを通じて生理に関する正しい知識を学び、共有できる場を作ってきました。こうした環境を整備していくことは、女子学生アスリートが生理期間中においてもスポーツ実施意欲を維持する助けとなり、長期的には妊娠・出産への悪影響の抑制にも繋がっていきます。
1252では、今後もあらゆるセクターの方々と手を取り合いながら、女子学生アスリートがスポーツをもっと安心して楽しめる環境づくりを目指していきます。
ご関心のある方はぜひお気軽にお問合せください!