一般社団法人スポーツを止めるな

1252プロジェクト 日本福祉大学にて、生理とスポーツをテーマに、「1252プロジェクト」のオンライン授業を実施!

こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

 2022年8月5日に、生理×スポーツをテーマにした1252プロジェクトの授業「1252Clubroom Workshop! in 日本福祉大学」を実施、160人の女子学生が参加いたしました。

 今回は講師として1252プロジェクトリーダーの伊藤華英(当社団理事)、進行役は推進メンバーの川村知巳で行いました。

 日本福祉大学は1953年に設立。「地域に根ざし、世界をめざす、ふくしの総合大学」をモットーとし、愛知県知多半島の北部・中部・南部のそれぞれにキャンパスを置く大学です。2017年に新設されたスポーツ科学部をはじめ、福祉関係の学部など、地域や社会と密接にかかわる特色ある教育を行っています。今回は同大学の部活動に所属する女子学生向けに授業を行いました。最初に、「よりよい競技生活を送るためだけでなく、競技が終わってからの生活も、よりよく過ごしてほしい。そのために学びましょう」というメッセージとともに授業を開始しました。

 「1252Clubroom Workshop!」では具体的なスポーツと生理について、クイズ形式で積極的に参加していただきながら正しく学んでいただき、最後の質問コーナーでも、活発な質疑応答がなされました。

 最後に、伊藤華英は、「生理にまつわる症状に悩まれているなら、恥ずかしいことではないので婦人科医の先生にぜひ聞いてください。自分のことは自分で守ってもらいたい、そして自分のことを人に伝えられるようになっていく。それが自立していくということになると思います。また自分自身は生理が軽くても、周りの人が辛そうにしていたらぜひ声をかけたり、思いやりを持った接し方をしていただけたらなと思っています」と学生に伝えました。

 <授業後の感想>

「月経について理解を深めることができたし、我慢しなくていいんだと少し荷が軽くなりました。自分だけで解決せず人に相談してみるのも1つの手なのだなと感じました。参考にしたいです。」

「自分はあまり月経について悩んだことがなかったけど、みんなの反応や質問に答えるところを見て結構悩んでる人がいるんだなと実感した。そういった人たちのためにこういう授業を受けれてよかった。」

「男子学生も一緒に受けてみんなが理解できるようになると良いと思う。 恥ずかしい、隠さないといけない事という極端な考え方が薄れるようにしていけると素敵だなと思う。」

「ピルについて興味はありましたが行きづらいと感じており、生理痛は我慢してしまうことが多かったが、痛かったら鎮痛剤を飲む、ピルについて調べてみるなどしてみたいと思った。一度コンディションシートをつけてみて自分が生理によってどんな影響を受けるかを知ろうと思った。また、月経カップやタンポンはあまり試したことがないため、挑戦して自分に合う方法を探していきたい。」

1252プロジェクトでは、今後も女子学生アスリートがスポーツをもっと安心して楽しめるよう、教育・啓発活動を行っていきます。下記の1252プロジェクト紹介映像やトップアスリート経験談コンテンツ「TalkUp1252」、生理とスポーツの教科書を公開している1252プロジェクト公式インスタグラムも併せてぜひご覧ください!

また、生理とスポーツの授業「1252Clubroom Workshop」に興味がある方は、1252@spo-tome.comまでご連絡ください。

■1252projectの公式HPはこちら
https://spo-tome.com/1252-top/

■1252project紹介映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

■トップアスリートの生理にまつわる体験「Talkup1252」はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=bVYoDobYa9I

■1252 Playbook
「スポーツ×生理の新しい教科書」をコンセプトとした教育コンテンツ、「1252 Playbook(プレイブック)」を2022年3月1日にリリースしました。
(1)女子学生に馴染みがあるInstagramを活用した、(2)楽しく正しいスポーツ×生理の情報を学べる、(3)専門的知見を簡潔に解説するコンテンツ です。
1252project公式Instagramアカウントより、随時発信しております。ぜひご覧ください。

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