一般社団法人スポーツを止めるな

1252

女子学生アスリートと、関わるすべての人に寄り添う教育プログラム 「1252プロジェクト」を開始します!

一般社団法人スポーツを止めるな(所在地:東京都新宿区、代表理事:野澤武史)では、活動の3本柱のひとつに『現代を生きる力をつける教育プログラム』を掲げておりますが、このたび3月1日付で当社団の理事に就任した元競泳日本代表 伊藤華英氏を中心とした新しい教育プログラム「1252プロジェクト」を開始いたしました。

■プロジェクト中心メンバー

新理事  伊藤華英(スポーツ科学博士/元競泳日本代表)

■ 「1252プロジェクト」発表会見配信URL
https://youtu.be/TMIsmS4gJcs

■「1252プロジェクト」開始の背景

月経周期やコンディションの良い時期、症状などは人それぞれ異なりますが、女性アスリートにとっても1年間(52週)のうち、約12週は生理期間。その前後も含めた期間に不調を感じることが多く、大切な試合やトレーニングの追い込み期間と重なってしまうことも往々にしてあります。

そこで、ひとりひとりが自分の周期やベストコンディションを知ったり、生理に対する正しい知識を得る・相談できる場をつくることで、女子学生アスリートがもっと自分らしく競技と向き合える環境をサポートしたいと本プロジェクトを立ち上げました。

伊藤氏はかつて、北京オリンピックと自身の月経期間が重なり、初めて服用することになったピルの副作用によって、パフォーマンスへの影響を身をもって体感した経験があり、その後「月経とどうしなやかに向き合っていくか」という課題に向き合ってきました。本プロジェクトをスタートすることで、「どこに相談して良いか分からない」「正しい情報が分からない」などと不安に感じている女子学生アスリートや、ご家族、指導者である監督やコーチ・先生方に向けて、安心して相談でき、信頼のおける情報提供の場所となりたいと考えています。

■ 「1252プロジェクト」概要

女子学生アスリートが抱える「生理×スポーツ」の課題に対し、トップアスリートの経験医療・教育分野の専門的・科学的知見をもって向き合う教育/情報発信プロジェクトです。

女子学生アスリートを取り巻くさまざまなステークホルダーをつなぎ、情報や対話を活性化するコミュニケーションの「場」・ハブとして、医療の専門家のご指導のもと、女性の周期とコンディション管理関する正しい情報を学校や指導者側にも届ける情報発信プラットフォームとなっていきたいと考えます。

スポーツを止めるなメンバーの中でも、室伏由佳氏や大山加奈氏など本テーマに関して重要視している方は多くいます。女性だけでなく男性も、ともに学び、ともに対話を大切にしながら活動を積み重ねて行きたいと思います。また、多くの専門家のみなさまのお力添えも頂きながら活動を推進して参ります。

参加校、募集中。

これから始まる1252プロジェクトの活動に賛同し、ご協力いただける学校を募集いたします。(中学校/高校/大学)

具体的には、学生/指導者に対する意識調査アンケートの実施や、トップアスリートや医療関係者による1252セミナーや授業などの実施を検討しております。

1252プロジェクトご協力に関するお問い合わせ先

1252@spo-tome.com