コラム

【1252プロジェクト】日本ダンススポーツ連盟 ブレイキン指導者講習会にて、指導者向け「生理×スポーツ」の研修会を実施しました! 

写真提供:公益社団法人 日本ダンススポーツ連盟 

こんにちは!スポーツを止めるな広報です。
2025年7月3日(日)、公益財団法人 日本ダンススポーツ連盟ブレイキン指導者講習会の受講者に向けて、スポーツを止めるな共同代表理事 最上紘太が「生理×スポーツ」をテーマにした研修会(オンライン)を実施しました。

昨年に引き続き、日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス部の次世代育成・普及に向け開催している指導者資格研修会の1セッションとして、登壇のご依頼をいただきました。

研修会のテーマは、「女性アスリートを指導する上での基礎知識」。日ごろ指導している中での課題共有を行うワークショップ、生理の基礎知識をクイズ形式で出題するなど参加型の形式を取りながら、最後は女性アスリートを指導する上で知っておきたいことを、医学・栄養・コミュニケーションの分野からお話しました。

写真提供:公益社団法人 日本ダンススポーツ連盟 

今回の研修会参加者8名の内7名が男性でした。

運動部に所属する女子学生の生理に関する悩みに対して、専門的な相談相手がいない実態をご紹介し、指導者が知識をつけることで、学生を助ける入口になることをお伝えしました。

またワークショップでは、「男性指導者として、生理に関する悩みに介入することが難しい」、「コミュニケーションをいきなり取ることが難しい」という課題共有がありました。これは、他の指導者研修においても多く聞く課題です。最上は、「指導者が生理に関して学んでいる、共感していることがわかるようにすることが大切」と改めて指導者が知識を付けることの大切さをお伝えしました。

研修会後アンケートでは、
・普段、知れない情報だったので大変勉強になりました。
・基本、最新のエビデンス、実践的な話など、学びになりました。
・勉強になりました。まずは教本を読んで知識をつけたいと思います。 ・とても良い取り組みだと感じました。短い時間でしたが、とても学びになりました。
とコメントいただきました。

日本ダンススポーツ連盟 ブレイキン指導者講習会に参加された指導者の皆さま、ありがとうございました。
今回の研修が生理とスポーツに関して改めて考えるきっかけとなり、学生アスリートの更なるパフォーマンス向上つながると嬉しいです。
※1252プロジェクトでは、指導者向けに検定やテキストブックをご提供しています。

▼検定|1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定
女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定です。
女性特有の月経課題を中心に、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。
トップアスリートを指導する指導者から学校教員、保護者、アスリート本人まで、女子スポーツ関係者に広く知識を身につけてもらうことを目的に、2階級の資格検定を設けています。

【第4回 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定】
開催日時:2025年9月1日(月)~2025年9月14日(日)
申込期間:2025年7月1日(火)~2025年8月21日(木)16時
※コンビニ決済の申込期間は、8月14日(木)16時までとなります。
資格:2級(指導者・女子アスリート・保護者向け)/1級(指導者向け)
内容:テキストブック「1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定」より出題。

検定詳細は1252エキスパート検定WEBサイトをご確認ください。
https://1252expert.com/

▼テキストブック|『1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定』
女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う、1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定(1・2級)の出題範囲を網羅したテキストブックです。
販売場所:
▽1252エキスパート検定WEBサイト
https://1252expert.com/products/detail/53
1252プロジェクトでは、今後も女子学生アスリートがスポーツをもっと安心して楽しめる環境づくりを目指していきます。
関心のある方はぜひお気軽に1252@spo-tome.comまでお問い合わせください。
【1252プロジェクト】
▼公式HP
https://spo-tome.com/1252-top/

▼紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

▼YouTube|トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」
https://youtube.com/playlist?list=PLa7LJJewGWJP3Gc0azsTXYSaCOgcfyBBW&si=qgZM-rMKdXgWnAhl

▼インスタグラム|1252 Playbook
1252project公式アカウント @1252project
https://www.instagram.com/1252project/
「スポーツ×生理の新しい教科書」をコンセプトとした教育コンテンツ、「1252 Playbook(プレイブック)」を配信しています。ぜひご覧ください。

【1252プロジェクト】埼玉県保健体育研究会東部支部高体連女子部にて、賛同アスリートの室伏由佳さんによる、体育指導者向け「生理×スポーツ」の研修会を実施しました! 

こんにちは!スポーツを止めるな広報です。
2025年7月3日(木)、埼玉県保健体育研究会東部支部高体連女子部の体育指導者の先生方へ向けて、スポーツを止めるな・1252プロジェクト賛同アスリートの室伏由佳さん(順天堂大学スポーツ健康科学部 先任准教授)が「生理×スポーツ」をテーマにした研修会(オンライン)を実施しました。

研修会は、「女性アスリートを指導する上での基礎知識」をテーマにし、室伏さんの実際に経験した生理とスポーツの問題や疾患の経験、また研究分野によるデータからのお話。さらに1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定のテキストブックから研修スライドを構成し、エビデンスに基づくお話をしました。
また女性アスリートが求めるサポートの現状や改善策、月経関連の問題に対する予防策、さらに女性アスリートの三主徴の診断に用いられるスクリーニング等についてもご紹介しました。

研修会の最後には質疑応答の時間を設け、「月経が始まったばかりの選手の体の動きが悪くなり、パフォーマンスの低下などがみられる。貧血でしょうか?」という問いには、「まず、貧血を疑い、病院で検査をすることも大切。原因がわかれば、対応方法もわかり、改善すれば競技が楽しくなる。また、婦人科外来といえば内診があるのでは?と躊躇してしまうかもしれない。医師の判断にはなりますが、症状によっては腹部の上からエコーで診て頂くこともある。」と、婦人科に行くハードルをさげる例を踏まえてアドバイスしました。
また、「同僚の男性指導者が女子生徒に生理のことを聞くことが難しいと相談される。」という問いには、「例えば、今回の研修会でご紹介した1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定書から学び、検定を取得していただくことで、専門的に理解しているというスタンスを示すことができると思います。また、女性アスリートの生理とその対処の事例や症例を学ぶなど、知識を付け、プロフェッショナルな立場で生徒と接することとで、安心や信頼を得られ、コミュニケーションを取りやすくなるかもしれません。」と、指導者側も最新の知識を身につけることの大切さとメリットを伝えました。
研修会後アンケート

埼玉県保健体育研究会東部支部高体連女子部 渡邊梓先生に、「生理×スポーツ」の研修会を受講しようと考えた背景、また実施して感じたことや、今後の活かし方などをお伺いしました。

なぜこの研修会を受講しようと考えましたか?
「生理」については、保健の授業で取り上げているが、今一度教える側が勉強し直すには良い機会になるのではないかと考え受講することを決めました。

実施して感じた手応え
「1252プロジェクト」という取り組みを知ってもらうきっかけになったし、元アスリートの方の講演ということもあって、参加されたみなさんには興味を持って話を聞いて頂けたと思います。

生徒や現場にどう活かしたいか
まずは、授業を通じて、自分の部活動、保健体育の教員へ情報の共有をしていこうと考えています。

講師(室伏先生)の話で、特に印象に残った言葉やエピソードはありましたか?
室伏先生も疾患を患い、自身の体とも闘いながら競技に挑んでいたんだ、ということが印象に残っています。悩みや不安は図りしれなかったと感じました。

この研修会を通じて、先生ご自身の考え方や意識に変化はありましたか?
初経も低年齢化してきている気がします。長く向き合っていくものなので、病院(婦人科)等との連携も今後考えていく必要があるのでないかと考えるようになりました。

今回のような研修会を、今後どのように活かしていきたいとお考えですか?
全生徒向け、女子部生徒向けと、細かく分類して講演会も実施してみたいと考えています。 また若い先生や男性指導者にもこのテーマを伝えていきたいと思っています。

最後に、同じように悩んでいる指導者や関係者へメッセージがあればお願いします。
時代が変わっていくと共に、次代が「生理」について悩まず、周囲のフォローも整う環境の中で、自身の目標に向かって取り組めるように、今一度学び直しが必要だと思っています。ともに学んで、課題や解決策を考えていければ嬉しいです。
埼玉県保健体育研究会東部支部高体連女子部の先生方、渡邊先生ありがとうございました。
今回の研修会を、女性アスリートが活躍できる環境づくりに役立てていただけると嬉しいです。
※1252プロジェクトでは、指導者向けに検定やテキストブックをご提供しています。
▼検定|1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定
女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定です。
女性特有の月経課題を中心に、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。
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【第4回 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定】
開催日時:2025年9月1日(月)~2025年9月14日(日)
申込期間:2025年7月1日(火)~2025年8月21日(木)16時
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内容:テキストブック「1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定」より出題。
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女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う、1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定(1・2級)の出題範囲を網羅したテキストブックです。

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関心のある方はぜひお気軽に1252@spo-tome.comまでお問い合わせください。
【1252プロジェクト】
▼公式HP
https://spo-tome.com/1252-top/

▼紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

▼YouTube|トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」
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「スポーツ×生理の新しい教科書」をコンセプトとした教育コンテンツ、「1252 Playbook(プレイブック)」を配信しています。ぜひご覧ください。

【1252プロジェクト】元競泳日本代表 竹村 幸さんが、ジュニア選手に向け「生理とスポーツ」をテーマに授業を実施しました!  

2025年6月21日(日)競泳元日本代表・竹村幸さんが「生理とスポーツ」をテーマに、ジュニア選手向け授業『1252 Clubroom Workshop!』を開催しました!
この授業は、東京都と東京都スポーツ協会が共催するトップアスリート発掘・育成事業第16期生の育成プログラムの一環として実施されたもの。ジュニア選手に加え、保護者の方々も聴講し、真剣な表情で耳を傾けていました。
授業では、竹村さんの現役時代の体験談を交えながら、生理に関する基礎知識やアスリートに必要な栄養などの話をクイズ形式で楽しく学ぶ内容となりました。

「夢を叶えるためには、まずは自分を知ること」

竹村さんは、自身のジュニア時代からシニア期にかけて直面してきた生理の課題を率直に語ってくださいました。とくに高校時代は、生理痛の影響で試合後に気を失ったことがあるほど。生理前には気持ちが不安定になり、「消えてしまいたい」と感じることもあったそうです。
そんな時、自分を責め続けていた竹村さんの気持ちを変えたのが、友人の助言で受診した精神科と婦人科でした。診断結果はPMS(生理前症候群)。「これは自分のせいじゃなかった。治る」と前向きな気持ちが芽生えたと言います。
それからは定期的に婦人科での診療を受け、症状に向き合いながら体調を整える工夫を続けたことで、トレーニングや試合にも前向きに取り組めるようになっていったそうです。

「生理だから休む」ではなく、「今できることを考える」

生理の症状は人それぞれ異なります。竹村さんは、「アスリートである以上、体調に応じてその日できることを探してトレーニングを続けてほしい」と伝えました。
もちろん、日常生活すら困難な症状がある場合は、無理せず休み、専門の医療機関を受診することも重要だと話します。
また、「ひとりで抱え込まないことも大切です。最初は話しにくいかもしれませんが、話せる環境を自分でつくることも、夢に向かう準備のひとつです」と、ジュニア選手たちにエールを送りました。

授業後の感想コメント(一部)

「人によって痛みや期間が異なるためお互いを理解し合ってフォローすることが大切だと思いました。これからも色んなことが起こると思いますが、今日学んだことを活かしていきたいです」
「自分の競技は男性が多いためそのような言いにくいところはありますが、自分のためにもコーチなどに周りに言ってメニューを考慮してもらうなど対策をとっていこうと思います」

選手の皆さん、ありがとうございました!
皆さんの活躍する姿が見れることを楽しみにしています!!
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女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定です。
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【第4回 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定】
開催日時:2025年9月1日(月)~2025年9月14日(日)
申込期間:2025年7月1日(火)~2025年8月21日(木)16時
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資格:2級(指導者・女子アスリート・保護者向け)/1級(指導者向け)
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【1252プロジェクト】元競泳日本代表 竹村 幸さんによる生理×スポーツの授業「1252 Clubroom Workshop! in金沢星稜大学」を実施しました! 

2025年6月17日(火)、元競泳日本代表の竹村幸さんを講師に迎え、「生理とスポーツ」をテーマにした授業(オンライン)を実施しました。
金沢星稜大学人間科学部スポーツ学科は指導者を目指している学生もおり、今年で3回目の授業です。女子アスリート、そして彼女たちを支える指導者たちが、月経とどう向き合っていくべきか。竹村さんが伝えたこと、参加学生の声をお届けします。

まずは自分のからだを知ること

授業では、トップアスリートとして選手時代を送った竹村さんが、ご自身の競技生活の中で月経に悩まされた経験を包み隠さず話してくれました。
「ジュニア時代は生理痛もなく、あまり月経を意識することはありませんでした。でも高校に入ると徐々に症状が重くなり、試合後に意識を失ったこともあります」
さらに、生理前には強い気分の落ち込みにも悩まされていたものの、「生理が来れば落ち着くから」と病院に行くこともなく、ずっと我慢していたと言います。転機となったのは友人の勧め。精神科を受診し、そこから婦人科を紹介され、PMS(月経前症候群)の診断を受けました。診断がついたことで、自分の身体を客観的に理解できるように。そこから治療を始め、症状も改善するようになると、コンディショニングも捗るようになったとのことです。

ひとりひとり症状が違う

授業ではクイズを交えながら、生理とスポーツに関する基礎知識を学びました。竹村さんが一貫して伝えていたメッセージは、自分の身体を知ること、ひとりで抱え込まないことです。
「月経の症状は人によって違います。我慢するのが当たり前だと思わないでほしい。日常生活や競技に支障が出ているなら、迷わず婦人科に相談してほしいです。指導者やチームメイトに言いづらい、恥ずかしい、弱みを見せたくない。そう感じる選手が多いのも現実です。でも、話せないことで対処が遅れて、もっと苦しむことになることもあります。症状が改善すればもっと実力が出せるかもしれない。指導者の方には、そういう選手がいることを理解し、寄り添っていってほしいです。」 

授業後の感想コメント

指導者を目指す学生ならではの前向きなコメントをいただきました。
「現役時代はピルのことを知らなかったため、我慢しながら競技に取り組んでいました。同じような悩みを抱えている選手に少しでも楽に過ごせるよう、今回の講義で学んだことを伝えていきたいです」
「指導者を目指しているので必ず直面するであろう問題だったので、今回、話を聞けてよかったです」
「女性がスポーツを楽しんで行うためにも、男性側も話しやすい雰囲気を作ることから始めることが大事だと思いました」

授業後の奥田先生とのミニトーク:選手を支える“雰囲気づくり”とは

奥田鉄人教授(金沢星稜大学人間科学部スポーツ学科スポーツ医科学論)

竹村)よく男性指導者から「生理については話しづらい」と聞くことがあります。一方で女子選手側からも、最近は生理の話ができるようになってきたこともあり、「結構ストレートに聞いてくる男性コーチもいて…」と相談されることもあります。指導者は寄り添ったり、言いやすい雰囲気作りが大事ですよね。

奥田先生)選手のタイプにもよりますよね。そういった対話が苦手な選手もいます。ひとりひとり見ながら接していくのが大切ですが、それが非常に難しい。

竹村)アプリを活用しながら、対面で話さなくても情報が共有できるツールを使った方が、そういう子たちには安心なのかもしれないですね。

奥田先生)はい、そうですね。女子コーチやスタッフがいるとコミュニケーションがうまくとれますが、男性コーチだけだと大変かと思います。頑張ってもらいたいです。

竹村)そうですね。生理のことだけではなく、なんでも話せる関係性を築いていってほしいです。

奥田先生)以前アンケートを取った時におもしろいなと思ったのは、生理の時は水泳キャップの色を変える。コーチがその色を見てその日の練習メニューを変える。この方法なら、直接話さなくてもコーチに伝えられるから良いアイデアだなと思いました。

竹村)それは良いアイデアですね。選手も気持ちが楽かもしれないですね。私の水泳の先輩は「今日はプリンセスの日。だからみんな、大切にして(笑)」みたいな感じでオープンに話していました(笑)。そんな感じで自分やチームそれぞれのやり方で話しやすい雰囲気を作っていけると良いですね。

金沢星稜大学人間科学部スポーツ学科の皆さん、奥田先生、ありがとうございました!今回の授業をきっかけに生理とスポーツについて、理解を深めていっていただけると嬉しいです。

卒業後も選手に寄り添う指導者として活躍されることを期待しています!!

※金沢星稜大学人間科学部は、人間の心・体・頭の総合的な発達と能力の開発について科学的に研究し、人間社会を育てていく人材を養成する学部です。
金沢星稜大学人間科学部HP
https://www.seiryo-u.ac.jp/u/
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【第4回 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定】
開催日時:2025年9月1日(月)~2025年9月14日(日)
申込期間:2025年7月1日(火)~2025年8月21日(木)16時
※コンビニ決済の申込期間は、8月14日(木)16時までとなります。
資格:2級(指導者・女子アスリート・保護者向け)/1級(指導者向け)
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https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

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大阪・関西万博 ウーマンズ パビリオンに1252プロジェクトリーダー・伊藤華英が登壇!トークセッションレポート

【左から八木早希氏、中田英寿氏、伊藤華英、笹川順平氏 (C)SINA ENGINE】
2025年6月14日(土)、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」(以下、ウーマンズ パビリオン)にて実施されたトークセッションにて、一般社団法人スポーツを止めるな代表理事の伊藤華英が1252プロジェクトの紹介を行いました。

【大阪・関西万博は多くの方で賑わっていた。】

トークセッションのテーマは「アスリートが挑む社会変革」。「HEROs Sportsmanship for the Future」(以下、HEROs。日本財団運営)発起人であり元サッカー日本代表の中田英寿氏、日本財団専務理事としてHEROs拡大の立役者となった笹川順平氏、モデレーターの八木早希氏とともに、アスリートが影響力や実行力を活かして社会変革を促す活動に焦点を当てたセッションに登壇しました。

【ウーマンズ パビリオン入口にて

女性アスリートが抱える「生理×スポーツ」の課題に取り組む1252プロジェクトの紹介をさせていただく中で、伊藤は自身の現役時代も月経で多くの悩みを抱えていたと話し、「女性だけでは解決できない課題であり、女性アスリートの周囲にいる男性には、そうした課題を理解し、代弁者になってほしい」と語りかけました。

また、伊藤も2023年に受賞した、社会の課題解決に挑むアスリートと団体を表彰・支援する制度である「HEROs AWARD」について、「アスリートにとっては競技を超えた横のつながり実感するための機会でもある」(伊藤)とした上で、笹川氏からは受賞理由を「1252プロジェクトは圧倒的に(活動の)波及効果が大きかった」とコメントをいただきました。

質疑応答では会場から、「自身はこれまであまりスポーツやアスリートと縁なく過ごしてきてしまったが、どのようにHEROsに関われるか?」、「いま小学校6年生で野球を頑張っているが、試合前の緊張をほぐす方法を教えてほしい」など前向きな質問が投げかけられました。その都度登壇者が自身の経験・知識を交えながら回答すると、会場からは笑いや納得の声が聞かれました。セッション全体が笑顔に包まれ、なごやかな雰囲気が流れるとともに、アスリート×社会貢献というテーマを登壇者や会場の皆さんと共に考える貴重な機会となりました。

セッションの様子は、カルティエの公式YouTubeサイトにご覧いただけます。
HEROs OF CHANGE: Winning for Society
  ※2026年6月20日まで
【1252プロジェクト】
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(1)女子学生に馴染みがあるInstagramを活用した、(2)楽しく正しいスポーツ×生理の情報を学べる、(3)専門的知見を簡潔に解説するコンテンツです。

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【1252プロジェクト】先生も指導者も、生理について話しやすくなったことが、一番よかった ―島田商業高等学校 鈴木先生インタビュー

静岡県高中部地区の高等学校では、体育教諭の先生方が毎年当番制で体育研究会を行っています。担当の学校がテーマを決めて体育の研究授業や講習会を実施されているそうです。2024年度は島田商業高等学校が担当になり、体育教諭の鈴木先生が生徒向け講習として、一般社団法人スポーツを止めるなが推進する生理とスポーツの課題に向き合う「1252プロジェクト」の取り組みの一つ、出張授業「1252 Clubroom Workshop!」を依頼してくださいました。
出張授業の様子

■女子部活の顧問なので「生理とスポーツ」は身近な課題だが、どう向き合ったらよいか分からない

Q今回、出張授業を依頼した経緯を教えてください

研究会のテーマについて、当学校の体育教諭の先生方と話していたところ、女性の先生が「こういう取り組みがあるよ」と生理とスポーツに関する出張授業を紹介してくれ、ぜひお願いしたいと思いました。
私は女子バスケ部の顧問をしていますが、ほかにも女子部を担当している先生方はこのテーマに関心があるようでした。
私の場合、女子アスリートや生理に関する本を何冊か読んで知識はありましたし、声のかけ方なども学んでいました。しかし、実際生理のことで困っている生徒に対して具体的にどう接すればよいか困ってしまう場面もありました。他の女子部の先生方も同じだったのではないでしょうか。
生徒だけでなく、自分も含めた指導者にも色々学んで欲しい、一緒に学ぶことで生徒が生理について話しやすくなるのでは、という思いがありました。
一方生徒たちは、授業について伝えたところ、生理とスポーツについて学んだらその後に活かせるのでちょっと楽しみ、という感じで前向きに捉えてくれていたようです。
出張授業の様子
出張授業に先立ち、生徒の皆さんには「生理に関する意識調査アンケート」にご協力いただきました。このアンケートを通して、生理について自分自身のことを振り返り、少し立ち止まって考える時間を持ってもらえたのではないかと思います。
また授業に向けた事前準備として、1252プロジェクトが発信しているトップアスリートの生理にまつわる体験談動画(Talk up 1252)やInstagram(教育コンテンツ)も見てくださったとも伺いました。
授業当日は生徒向けの内容でしたが、後方には各校の体育の先生方が参観し、見守ってくださいました。
生徒の皆さんは真剣な表情でメモを取りながら、時折、クイズの答えを隣の友達と相談し合い、楽しそうに参加している姿が微笑ましかったです。

■生徒は相談しやすくなったし、指導者は生理痛の話がでても慌てなくなった

Q 出張授業を受けた後、どのような変化がありましたか

意識が変わりました。私が担当する部活には生理痛が強い生徒がいるのですが、お腹が痛そうな様子の時は「お、大丈夫か?」といった感じで気を配るようになりました。腹痛がすべて生理痛ということではないかもしれませんが、寄り添えるようになったと思います。
またある日、職員室で女子生徒が部活の顧問の先生に「ちょっと今日体調悪くて…」と話しかけ、「どうしたんだ?」という流れで生理の話をしていました。まだまだ生理についてオープンに話せない生徒や先生もいると思いますが、出張授業を一緒に受けたことで、その生徒と先生は話しやすくなったのだと思います。「そうか、大変だな」という感じで慌てないで対応していました。
相談しやすくなることが一番と思って研究会を実施したので、効果がでて嬉しかったです。

■少しずつ話しやすい雰囲気が広がっていくと良い

Q 今後、学校内でどのようになっていくと良いと思いますか

今回出張授業を受けた生徒が一番効果を感じていると思うので、周りの友達や親へ伝えていって欲しいです。そういうところから少しずつ生理について話しやすい雰囲気が広がっていくと良いなと思います。
出張授業参加者全員で記念撮影

出張授業「1252 Clubroom Workshop!」を体育研究会の一環として実施していただき、誠にありがとうございました。
まだまだ生理についてオープンに話すことが難しいと感じる場面もある中で、先生方がこうして真摯に向き合ってくださったことに心から感謝申し上げます。
生徒の皆さんにとって、日頃の指導者である先生が一緒に学んでくれたことは、大きな安心感や信頼につながったのではないでしょうか。
また、先生方にとっても日々の声かけやサポートのヒントになることがあれば嬉しく思います。
鈴木先生がお話しされていたように、「少しずつ話せる空気をつくっていく」ことが、何よりの第一歩だと思います。
今後も、生徒だけでなく先生方や保護者の皆さんと一緒に対話の場が広がっていくことを願っています。

【1252プロジェクト】

▼公式HP
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▼紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

▼YouTube|トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」 https://youtube.com/playlist?list=PLa7LJJewGWJP3Gc0azsTXYSaCOgcfyBBW&si=qgZM-rMKdXgWnAhl

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「スポーツ×生理の新しい教科書」をコンセプトとした教育コンテンツ、「1252 Playbook(プレイブック)」を配信しています。ぜひご覧ください。
(1)女子学生に馴染みがあるInstagramを活用した、(2)楽しく正しいスポーツ×生理の情報を学べる、(3)専門的知見を簡潔に解説するコンテンツです。
▼検定|1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定
女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定です。
トップアスリートを指導する指導者から学校教員、保護者、アスリート本人まで、女子スポーツ関係者に広く知識を身につけてもらうことを目的に、2階級の資格検定を設けています。
女性特有の月経課題を中心に、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。

【第4回 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定】
開催日時:2025年9月1日(月)~2025年9月14日(日)
申込期間:2025年7月1日(火)~2025年8月21日(木)16時
※コンビニ決済の申込期間は、8月14日(木)16時までとなります。
資格:2級(指導者・女子アスリート・保護者向け)/1級(指導者向け)
内容:テキストブック「1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定」より出題。

▽検定詳細はこちら
https://1252expert.com/

▼テキストブック|『1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定』
女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う、1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定(1・2級)の出題範囲を網羅したテキストブックです。

紙版販売場所:
▽1252エキスパート検定WEBサイト
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※全国の書店、およびオンライン書店でも購入可能です。

電子版販売場所:
▽Amazon Kindle
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【能登支援・災害支援スポーツネットワーク】フェンシングアスリートと輪島市町野町を訪問 

こんにちは。日本フェンシング協会理事でスポーツを止めるな賛同アスリートの杉山文野です。

2025年4月6日(日)、石川県輪島市町野町にて、日本フェンシング協会アスリート委員会とスポーツを止めるなの共催で「能登支援イベント」を開催しました。

今回訪問した輪島市町野町は、2024年元日の震災で壊滅的な被害を受け、道路の寸断、通信の断絶により一時は孤立状態となっていたそうです。さらに、その被害からの復旧のさなか9月に襲った豪雨では、町の中心部を流れる川が氾濫し、とりわけ大きな被害を受けた地域です。「山津波」とも呼ばれる土石流による濁流に飲み込まれ、町一帯が土砂や流木に覆われてしまったと伺いました。

今回のイベントは、震災後に地元有志が立ち上げた町野復興プロジェクト実行委員会が主催する「桜フェス」の一部として行われ、見延和靖選手、江村美咲選手、菊池小巻選手、小久保真旺選手、吉松琳果選手が参加しました。

まずは地元のみなさんが心を込めて準備してくださった桜フェスのステージで、選手一人ひとりが好きな食べ物や能登への想いを語りました。
その後は、フェンシングのエキシビションマッチと、スマートフェンシングを使った体験会!子どもからご年配の方まで、約60名の方が参加してくださいました。

エキシビションマッチでは、パリ五輪で日本選手団の旗手を務めた江村美咲選手と、全日本王者・小久保真旺選手による白熱の対戦に、会場からは「おぉ!速い!」「かっこいい!」という歓声が上がっていました。
江村選手と小久保選手のエキシビションマッチ
体験会では、「体を動かして気持ちがすっきりした!」「本物のメダリストと剣を交えられて感動した!」という声がたくさん届き、会場は終始笑顔であふれていました。
体験会で選手と剣を交える参加者の皆さん
選手たちは、昨年11月にも能登を訪れ、炊き出しや泥かきなどのボランティア活動に参加。復興には時間がかかることを肌で感じたことから、海外遠征や練習の合間を縫って、今回の再訪が実現しました。

なかでも、北陸出身で強い想いを持つアスリート委員長・見延選手は、「昨年泥かきをした場所が少しずつ片づいているのを見るのは嬉しい。でも、まだ壊れた建物も多く、支援の必要性を感じている。これからも継続的に関わっていきたい」と話していました。

イベントの最後には、選手たちが持参したオリンピックのメダルと一緒に記念撮影をする参加者の姿も。サインを求める列や自然と生まれる笑顔のやりとりから、スポーツが人と人をつなぐ力を改めて実感する時間となりました。
選手と記念撮影をする参加者の皆さん

選手たちも「皆さんが喜んでくださって、自分たちも本当に嬉しい。次はまた新しいメダルを持って戻ってきたい」と話していました。


震災から時間が経つにつれ、報道も減り、関心が薄れてしまいがちです。だからこそ、私たちアスリート委員会は、これからも自分たちにできることを、できる形で続けていきたいと思っています。スポーツの力で少しでも地域に元気や希望を届けられるよう、現地とのつながりを大切に、今後も継続的に支援を続けていきます。


最後に、このイベントの開催にご協力いただいた町野復興プロジェクトのみなさんをはじめ、ご支援くださったすべての企業・関係者のみなさまに、心より感謝申し上げます。


*今回の活動はハリウッド株式会社、大日本印刷株式会社、一般社団法人NOTOTO.、の協力のもと進めています。

【能登支援・災害支援スポーツネットワーク】JOCアスリートと輪島市門前町を訪問 

こんにちは。スポーツを止めるな広報です。

3月29日に公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)と協力し、輪島市門前町での復興支援アクションを行いました。
今回の訪問には、JOCが呼びかけたオリンッピク強化指定選手等のうち、自主的に参加意向を示したアスリートの中から選抜された、パリ2024大会出場のブレイキンHIRO10こと大能寛飛選手、メダリストのフェンシング宮脇花綸選手等10名が参加しました。

<参加アスリート>
勝木 隼人 選手  陸上競技/競歩 ・強化指定選手
下岡 仁美 選手  陸上競技/競歩 ・強化指定選手
園田 恵吾 選手  スキー/スノーボード ・強化指定選手
嶋田 利渚 選手  スケート/スピードスケート ・強化指定選手
古平 結明 選手  アイスホッケー ・ネクスト強化指定選手
宮脇 花綸 選手  フェンシング・強化指定選手
阿部 暁梨沙 選手   ライフル射撃・JOCエリートアカデミー生
矢澤 亜季 選手  カヌー ・強化指定選手
岡崎 遥海 選手  カヌー ・強化指定選手
大能 寛飛(HIRO10) 選手  ブレイキン・強化指定選手

ご自身も金沢市出身で能登に暮らす祖父母が被害に遭ったというHIRO10選手のように能登にゆかりのある選手、帰省先の富山県で地震の恐怖を体験した選手、過去に熊本県で震災を経験したがまだ幼く支援活動に参加できなかったので恩返しがしたいという想いを持った選手もいれば、カヌーで激流を下るカヌー嶋田選手からは、競技で身に着けた水中で身を守る知識を災害予防に繋げられないかヒントを探しに来たと伺いました。このように参加のきっかけは様々ですが、能登のために少しでも協力したいと強い気持ちを抱えたアスリートの皆さんが参加してくださいました。

<参加アスリート>
勝木 隼人 選手
陸上競技/競歩 ・強化指定選手

下岡 仁美 選手
陸上競技/競歩 ・強化指定選手

園田 恵吾 選手
スキー/スノーボード ・強化指定選手

嶋田 利渚 選手
スケート/スピードスケート ・強化指定選手

古平 結明 選手
アイスホッケー ・ネクスト強化指定選手

宮脇 花綸 選手
フェンシング・強化指定選手

阿部 暁梨沙 選手
ライフル射撃・JOCエリートアカデミー生

矢澤 亜季 選手
カヌー ・強化指定選手

岡崎 遥海 選手
カヌー ・強化指定選手

大能 寛飛(HIRO10) 選手
ブレイキン・強化指定選手

ご自身も金沢市出身で能登に暮らす祖父母が被害に遭ったというHIRO10選手のように能登にゆかりのある選手、帰省先の富山県で地震の恐怖を体験した選手、過去に熊本県で震災を経験したがまだ幼く支援活動に参加できなかったので恩返しがしたいという想いを持った選手もいれば、カヌーで激流を下るカヌー嶋田選手からは、競技で身に着けた水中で身を守る知識を災害予防に繋げられないかヒントを探しに来たと伺いました。このように参加のきっかけは様々ですが、能登のために少しでも協力したいと強い気持ちを抱えたアスリートの皆さんが参加してくださいました。

拾っても拾っても減らない漂流ごみ

能登到着後、まず門前町・黒島地区の海岸でビーチクリーン(海岸清掃)を行いました。この辺りの海岸では震災前から漂流ごみの堆積が問題となっており、地元ボランティアの皆さんが定期的に清掃活動を行っていましたが、地震による隆起で海岸線が拡張され清掃エリアが増えてしまった上、震災の影響で一段と高齢化が加速したこと等が重なり、なかなか清掃活動が進まないと伺いました。(黒島海岸の被害の様子は、4月8日配信記事をご覧ください

砂浜に深く埋まっていたり、テトラポットや岩に絡まっている大小様々なごみで、大きな袋がすぐに満杯になることに驚きながら夢中でごみを拾っていると、あっという間に時間が過ぎていきました。まだまだ大量に残るごみの山に申し訳ない気持ちを抱えつつ、「炊き出し」会場である門前東小学校に向かいました。
2人がかりで大きなごみを引き抜く様子
深く埋まった網を引っ張る選手
あっという間に満杯になるゴミ袋_LINE_ALBUM_20250329 JOCアスリートアカデミー能登復興_250331_104
海岸一帯に散乱するごみを拾う選手
石の合間からゴミを拾う選手_IMG_7449_リサイズ
岩の間にはまったごみを拾う選手
拾ったごみの前で集合写真

お待ちかねのランチタイムは地元のみなさんと一緒に

門前東小学校では、多くの地元住民の方が拍手と歓声で出迎えくださいました。
炊き出しでのお食事は、自らも被災者でありながら震災発生直後から各地で支援を行っているシェフ集団「NPO北陸チャリティーレストラン」の皆さんが、お野菜たっぷりのトマトベースのスープをご用意くださいました。
まだ少し寒さが残る中、外で待ってくださっていた地元の皆さんとお一人お一人会話をしながら丁寧に食事をサーブするアスリートの皆さんの姿はとても印象的でした。
はじめはお互い緊張している様子もありましたが、美味しいスープを頂きながら、競技の話をしたり、被災生活の話を伺ったりしながら和やかなランチタイムとなりました。

地元の皆さんにランチをサーブする選手たち

初めてのブレイキン

その後、皆で体育館に移動してHIRO10選手が中心となりブレイキン体験を行いました。地元の方も他のアスリートもほとんどがブレイキン初体験でしたが、お子さんから高齢の方まで楽しめるような分かりやすい声掛けとアレンジで、皆すぐに音楽に合わせてステップを刻み、最後にはピタっとポーズを決めるまでに盛り上がりました。
ブレイキン体験の締めくくりに、門前町で古くから親しまれている「門前音頭」に合わせた踊りを地元の方に教えてもらいながら踊っていると、どこからともなく「ブレイキンに門前音頭を取り入れてみて!!」と声が上がり、さすがのHIRO10選手、即興で門前音頭を取り入れたパフォーマンスを披露して会場を大いに沸かせてくれました!!

実は・・・偶然にもHIRO10選手のお父様はこの門前東小学校のご出身で、なんと当時の担任の先生も参加してくださいました。
ポーズを決めるHIRO10選手
参加者全員で体験したブレイキン

貴重なお話を沢山伺えた座談会

門前東小学校では、最後に地元の皆さんから地震当日の様子や仮設住宅での今の暮らしのことなどを伺う座談会を行いました。
「怖かった日のことを思い出させてしまうのではないか」「プライベートなことをどこまで聞いていいか難しい」と戸惑うアスリートに、地元の方が快く「何でも聞いていいよ」と優しく声をかけてくださり、「今でも思い出すと恐怖で眠れなくなる」という地震当日のお話しから、「四畳半の仮設暮らしで運動不足になったりストレスが溜まったりしている」といった日々の暮らしでの悩みまでとても多くのことをお話しいただきました。

座談会での様子

「今日みたいな、「楽しくて前向きになれる」ことを、これからも続けてほしい!」「また来てほしい」「初めてアスリートの皆さんとお会いできて、元気が出た!」といった声を受け、アスリートからも、「来るまでは自分にできることはあるのだろうか・・・と自信が持てなかったが、皆さんが楽しんでいる姿を見て、一歩踏み出してみて良かった」「支援は今日で終わりではなく、これから一緒に復興に向けて協力していくことが大切だと感じた」「競技で活躍して、みなさんに元気を与えたい」といった声が上がっていました。

また、パリ2024大会メダリストのフェンシング宮脇選手は、「コロナ禍で「スポーツの無力さ」に悩む日々を過ごしたこともあったが、一個人ではなくアスリートとして支援活動に参加できたことでその想いを払拭することができた」とも話してくださいました。
その他のアスリートの皆さんも、この日の活動を通じてご自身が見て、聞いて、感じたことをそれぞれの言葉で、SNS等で発信してくださっています。
陸上 勝木選手
スノーボードハーフパイプ 園田選手
スケート 嶋田選手
フェンシング 宮脇選手
カヌー 矢澤選手
カヌー 岡崎遥海
ブレイキン 大能 寛飛(HIRO10)選手

またJOC「TEAM JAPAN」のYouTubeでも、当日の様子が分かる動画がアップされていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=G7BgLD-hFYI
https://www.youtube.com/watch?v=bvZgFUT4NYg

私たちスポーツを止めるなは、引き続き「スポーツだからできる」支援のかたちを能登の皆さんと共に考え、JOCをはじめスポーツ界の皆さんと連携を取りながら、継続的な支援を続けてまいります。

【能登支援・災害支援スポーツネットワーク 】石川県との包括連携協定の背景と私たちの想い

こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

石川県とスポーツを止めるなは「スポーツを通じた能登の復興支援やスポーツの振興などに関する包括連携協定」を結び、3月17日(月)に石川県庁で締結式が行われました。
 今回は締結式の様子とともに、支援を始めた背景や私たちが考える「スポーツによる災害支援活動」についてお伝えします。 

2024年4月に能登を訪れて

共同代表の最上・廣瀬は、震災翌日から能登各地で被災地支援に尽力されている一般社団法人NOTOTO.のご協力のもと、柔道家の井上康生さんや谷本歩実さんらと共に、2024年4月に珠洲市・穴水町・羽咋市を訪問し、瓦礫処理や炊出しボランティアと、地元の子供たちを対象とした柔道教室・スポーツ教室を行いました。 
訪問時はライフラインもまだ復旧しておらず、ご自宅とは離れた地域での避難生活を強いられている方も多く、瓦礫撤去や泥の掻き出し等の復旧が思うように進んでいない状況でした。倒壊した家の中で倒れたままになっていた重い家具や瓦礫を外に運び出したり、雨水を含んだ泥を掻き出したりする作業は想像以上の重労働で、高齢の方には到底難しく人手が全く足りていないことを痛感しました。 
訪問する前は、「まだまだ生活が不安定な時期に、我々が行ってご迷惑にならないか・・・」と不安もありましたが、スポーツ教室に参加してくださった学校の先生から、「子供たちがこんなに解放的になれたのは、震災以来はじめて」と伺い、まだまだ緊迫した状況にある中、ひと時でも皆さんの心が緩む時間を作れたことは意味があったのだと安堵しました。その一方、「スポーツを通してできることは、まだまだ沢山あるはず」とも実感しました。 

スポーツ界が結束して復興を志すためのハブ組織の必要性

能登から戻り多方面のスポーツ関係者やアスリートに見聞きした状況を伝えたところ、「能登のためにできることがないか気になっているけど、誰に相談すれば良いか分からず悩んでいた」「所属アスリートとも何か支援ができないかと話しているが、現地がどんなサポートを必要としているかが分からず具体的に動けない状態だった」等、復興支援に対する想いはあるが、どうしたら良いかわからないアスリート・チーム・スポーツ団体が多数あることがわかりました。 
また我々は、その後も被災地域へ訪問し地元の方からお話を伺ったり、現地の状況をよく知るNOTOTO.の皆さんから状況を聞いたりする中で、2024年9月の豪雨災害も重なったこともあり、地域ごとに被災の状況が全く違うこと、人口・住民の年齢分布・もともと抱えている課題などによって復興の方針や進度、求めているサポートが大きく異なることを知りました。また、復興は5年・10年の中長期戦であり、単発的な支援ではなく、継続的な支援が望まれていることも感じました。 
私たちは、災害復興への想いを持ったアスリートやスポーツ団体・チームと被災地をつなぐハブ組織の必要性を感じ、中間支援団体としての役割を担うことを決めました。 

スポーツを止めるなが考える「スポーツによる支援活動」

私たちは、支援活動を進めるにあたり2つの柱を掲げています。 
1. 被災地支援アクション
・有志アスリートによる現地支援活動
・スポーツ大会を誘致
・高齢者のフレイル対策支援活動
2. 被災地の現状発信
・定期的なメディア情報発信
・スポーツ界内における支援モデルの共有
被災地域での支援活動を行うだけでなく、隣接地域で「スポーツ大会」を開催し、選手・関係者・観客の皆さんと一緒に被災地域を訪れることで「関係人口づくり」を目指しています。 
また、被災地域の現状を「発信し続ける」ことも大切にしています。私たちから情報発信するだけでなく、発信力の高いアスリートの皆さんが現地で見たこと、聞いたこと、感じたことをSNSで発信したり、アスリート同志で話し合ったりすることも大きな意義があると考えています。 
今後は、地域の子供たちとアスリートの「顔の見える関係づくり」を通じた中長期にわたる支援を行うために、「ワンスクール・ワンアスリート」を軸とした活動の実施を目指しています。 

  「ワンスクール・ワンアスリート」によって期待する効果
・繰り返しコミュニケーションをするきっかけ 
・被災地にホームタウンを持つ感覚 
・自分ゴトとして観戦・応援するトップアスリートの存在 

将来的には、スポーツ界の各組織による災害支援を軸としたネットワークが構築され被災地と繋がること、今後新たな災害が発生した際に生かせるように知見の蓄積も目指しています 

石川県×スポーツを止めるな「包括連携協定」

これらの活動をさらに強力に推進できるよう石川県と協議進めた結果、この度「包括連携協定」を締結することとなりました今後も引き続き、被災地域やスポーツ界と連携し、復興に向けた様々な支援を進めてまいります。

【協定書に署名する馳石川県知事と最上当社団共同代表】

● 連携事項
(1)スポーツを通じた復興支援に関すること
(2)スポーツの振興に関すること
(3)そのほか、前条の目的を達成するために必要と双方が考えること 

● コメント 
馳浩様/石川県知事 
スポーツを通じた皆さんの活動が復興を後押ししていると実感しています。復興には10年の歳月がかかるため、本協定を通じて継続的に支援していただきたい。 
 
最上紘太/スポーツを止めるな共同代表理事 
2024年4月に被災地に足を運んで現地の状況を見たことで、「スポーツの力で被災地のためになることは沢山ある」と実感しました。我々が想いを持ったアスリートやスポーツ関係者と地元をつなぎ、中長期の支援を実現していきたい。 
 
廣瀬俊明/スポーツを止めるな共同代表理事 
地元の方とのコミュニケーションを通じて、被災地の最新の状況や本当に求められていることが何か初めてわかる。我々や連携するアスリートが実際に見た・聞いたことを発信することで、支援の輪を広げていきたい。 

【メディア取材を受ける様子

Talk up 1252 #16「アスリートが前向きに生理と向き合う話」 4/25(金)18時~公開!柔道家 角田夏実選手登場! 

こんにちは、スポーツを止めるな広報です。 これまで数多くのアスリート、スポーツ関係者から貴重なお話を伺ってきた「Talk up 1252」。 第16回目のゲストは、柔道家の角田夏実選手(SBC湘南美容クリニック所属)をお招きし、学生時代の生理の悩み、大学時代に体験した重い生理中の症状とその対処法、前向きに競技へ取り組むための環境づくりについてのお話を伺いました。
■生理との向き合い方、前向きな気持ちで競技へ向かうために。
学生時代、腹痛で起きられず、保健室でうずくまるほど生理痛が重かったときもあった角田さん。生理についての対処法はお母様から教えてもらっていたようなのですが、お母様自身は柔道経験者ではなく、競技生活をしながら生理に向き合う方法はわからないことも多かったため、部活動の先輩から様々な情報を教えてもらいながら過ごしていたと話します。
柔道ならではの心配事として、道着が白いため、漏れてしまった際にはシミになることがあり、練習を中断してしまうこともあったと言います。そのため練習時には大きめの生理用品を重ねて着用したり、事前に先輩や友人に生理であることを伝え、漏れていないか確認してもらいながら練習を行っていたそうです。「女性である限り、生理は絶対に来るものなので自分なりの対応を見つけるのが大事」と角田選手は語りました。

他にも動画内では、前向きな気持ちで競技に向かうために、角田選手が実践してきたこと、学生時代に経験したお話、そして学生アスリートたちに実践してほしいことなど、貴重なお話をしていただいております!現役のアスリートの皆様はもちろん、保護者や指導者の方にとっても参考になると思いますので、どうぞご覧ください!

Talk up 1252では、今後も様々なトップアスリートを招いて、リアルな体験談や向き合い方など、楽しく発信をしていく予定です!次回の配信もお楽しみに!
<コンテンツ概要>
タイトル:Talk up 1252 #16 「アスリートが前向きに生理と向き合う話」
公開日:2025年4月25日(金)18:00~
出演:角田夏実(柔道家・SBC湘南美容クリニック所属)、伊藤華英(元水泳選手/1252プロジェクトリーダー)
URL:https://www.youtube.com/watch?v=wSzHhNKL1QY
■柔道家・角田夏実選手がスポーツを止めるな賛同アスリートに!

柔道家・角田夏実選手がスポーツを止めるな賛同アスリートに加わることとなりました!
今回の「Talk up 1252」への出演を皮切りに、多くの若いアスリートの可能性を広げるため、スポーツを止めるなの様々な活動に参加・協力いただくこととなります。
角田夏実選手からのメッセージ

スポーツを通して経験できることはとても多く、その挑戦は自分を成長させてくれます。
また、観戦を楽しむことでも心を豊かにし、人との絆を深める魅力があるため、ぜひ色々な形でスポーツに関わってほしいと思います。
【1252プロジェクト】
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