コラム

【能登支援・災害支援スポーツネットワーク 】石川県との包括連携協定の背景と私たちの想い

こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

石川県とスポーツを止めるなは「スポーツを通じた能登の復興支援やスポーツの振興などに関する包括連携協定」を結び、3月17日(月)に石川県庁で締結式が行われました。
 今回は締結式の様子とともに、支援を始めた背景や私たちが考える「スポーツによる災害支援活動」についてお伝えします。 

2024年4月に能登を訪れて

共同代表の最上・廣瀬は、震災翌日から能登各地で被災地支援に尽力されている一般社団法人NOTOTO.のご協力のもと、柔道家の井上康生さんや谷本歩実さんらと共に、2024年4月に珠洲市・穴水町・羽咋市を訪問し、瓦礫処理や炊出しボランティアと、地元の子供たちを対象とした柔道教室・スポーツ教室を行いました。 
訪問時はライフラインもまだ復旧しておらず、ご自宅とは離れた地域での避難生活を強いられている方も多く、瓦礫撤去や泥の掻き出し等の復旧が思うように進んでいない状況でした。倒壊した家の中で倒れたままになっていた重い家具や瓦礫を外に運び出したり、雨水を含んだ泥を掻き出したりする作業は想像以上の重労働で、高齢の方には到底難しく人手が全く足りていないことを痛感しました。 
訪問する前は、「まだまだ生活が不安定な時期に、我々が行ってご迷惑にならないか・・・」と不安もありましたが、スポーツ教室に参加してくださった学校の先生から、「子供たちがこんなに解放的になれたのは、震災以来はじめて」と伺い、まだまだ緊迫した状況にある中、ひと時でも皆さんの心が緩む時間を作れたことは意味があったのだと安堵しました。その一方、「スポーツを通してできることは、まだまだ沢山あるはず」とも実感しました。 

スポーツ界が結束して復興を志すためのハブ組織の必要性

能登から戻り多方面のスポーツ関係者やアスリートに見聞きした状況を伝えたところ、「能登のためにできることがないか気になっているけど、誰に相談すれば良いか分からず悩んでいた」「所属アスリートとも何か支援ができないかと話しているが、現地がどんなサポートを必要としているかが分からず具体的に動けない状態だった」等、復興支援に対する想いはあるが、どうしたら良いかわからないアスリート・チーム・スポーツ団体が多数あることがわかりました。 
また我々は、その後も被災地域へ訪問し地元の方からお話を伺ったり、現地の状況をよく知るNOTOTO.の皆さんから状況を聞いたりする中で、2024年9月の豪雨災害も重なったこともあり、地域ごとに被災の状況が全く違うこと、人口・住民の年齢分布・もともと抱えている課題などによって復興の方針や進度、求めているサポートが大きく異なることを知りました。また、復興は5年・10年の中長期戦であり、単発的な支援ではなく、継続的な支援が望まれていることも感じました。 
私たちは、災害復興への想いを持ったアスリートやスポーツ団体・チームと被災地をつなぐハブ組織の必要性を感じ、中間支援団体としての役割を担うことを決めました。 

スポーツを止めるなが考える「スポーツによる支援活動」

私たちは、支援活動を進めるにあたり2つの柱を掲げています。 
1. 被災地支援アクション
・有志アスリートによる現地支援活動
・スポーツ大会を誘致
・高齢者のフレイル対策支援活動
2. 被災地の現状発信
・定期的なメディア情報発信
・スポーツ界内における支援モデルの共有
被災地域での支援活動を行うだけでなく、隣接地域で「スポーツ大会」を開催し、選手・関係者・観客の皆さんと一緒に被災地域を訪れることで「関係人口づくり」を目指しています。 
また、被災地域の現状を「発信し続ける」ことも大切にしています。私たちから情報発信するだけでなく、発信力の高いアスリートの皆さんが現地で見たこと、聞いたこと、感じたことをSNSで発信したり、アスリート同志で話し合ったりすることも大きな意義があると考えています。 
今後は、地域の子供たちとアスリートの「顔の見える関係づくり」を通じた中長期にわたる支援を行うために、「ワンスクール・ワンアスリート」を軸とした活動の実施を目指しています。 

  「ワンスクール・ワンアスリート」によって期待する効果
・繰り返しコミュニケーションをするきっかけ 
・被災地にホームタウンを持つ感覚 
・自分ゴトとして観戦・応援するトップアスリートの存在 

将来的には、スポーツ界の各組織による災害支援を軸としたネットワークが構築され被災地と繋がること、今後新たな災害が発生した際に生かせるように知見の蓄積も目指しています 

石川県×スポーツを止めるな「包括連携協定」

これらの活動をさらに強力に推進できるよう石川県と協議進めた結果、この度「包括連携協定」を締結することとなりました今後も引き続き、被災地域やスポーツ界と連携し、復興に向けた様々な支援を進めてまいります。

【協定書に署名する馳石川県知事と最上当社団共同代表】

● 連携事項
(1)スポーツを通じた復興支援に関すること
(2)スポーツの振興に関すること
(3)そのほか、前条の目的を達成するために必要と双方が考えること 

● コメント 
馳浩様/石川県知事 
スポーツを通じた皆さんの活動が復興を後押ししていると実感しています。復興には10年の歳月がかかるため、本協定を通じて継続的に支援していただきたい。 
 
最上紘太/スポーツを止めるな共同代表理事 
2024年4月に被災地に足を運んで現地の状況を見たことで、「スポーツの力で被災地のためになることは沢山ある」と実感しました。我々が想いを持ったアスリートやスポーツ関係者と地元をつなぎ、中長期の支援を実現していきたい。 
 
廣瀬俊明/スポーツを止めるな共同代表理事 
地元の方とのコミュニケーションを通じて、被災地の最新の状況や本当に求められていることが何か初めてわかる。我々や連携するアスリートが実際に見た・聞いたことを発信することで、支援の輪を広げていきたい。 

【メディア取材を受ける様子

Talk up 1252 #16「アスリートが前向きに生理と向き合う話」 4/25(金)18時~公開!柔道家 角田夏実選手登場! 

こんにちは、スポーツを止めるな広報です。 これまで数多くのアスリート、スポーツ関係者から貴重なお話を伺ってきた「Talk up 1252」。 第16回目のゲストは、柔道家の角田夏実選手(SBC湘南美容クリニック所属)をお招きし、学生時代の生理の悩み、大学時代に体験した重い生理中の症状とその対処法、前向きに競技へ取り組むための環境づくりについてのお話を伺いました。
■生理との向き合い方、前向きな気持ちで競技へ向かうために。
学生時代、腹痛で起きられず、保健室でうずくまるほど生理痛が重かったときもあった角田さん。生理についての対処法はお母様から教えてもらっていたようなのですが、お母様自身は柔道経験者ではなく、競技生活をしながら生理に向き合う方法はわからないことも多かったため、部活動の先輩から様々な情報を教えてもらいながら過ごしていたと話します。
柔道ならではの心配事として、道着が白いため、漏れてしまった際にはシミになることがあり、練習を中断してしまうこともあったと言います。そのため練習時には大きめの生理用品を重ねて着用したり、事前に先輩や友人に生理であることを伝え、漏れていないか確認してもらいながら練習を行っていたそうです。「女性である限り、生理は絶対に来るものなので自分なりの対応を見つけるのが大事」と角田選手は語りました。

他にも動画内では、前向きな気持ちで競技に向かうために、角田選手が実践してきたこと、学生時代に経験したお話、そして学生アスリートたちに実践してほしいことなど、貴重なお話をしていただいております!現役のアスリートの皆様はもちろん、保護者や指導者の方にとっても参考になると思いますので、どうぞご覧ください!

Talk up 1252では、今後も様々なトップアスリートを招いて、リアルな体験談や向き合い方など、楽しく発信をしていく予定です!次回の配信もお楽しみに!
<コンテンツ概要>
タイトル:Talk up 1252 #16 「アスリートが前向きに生理と向き合う話」
公開日:2025年4月25日(金)18:00~
出演:角田夏実(柔道家・SBC湘南美容クリニック所属)、伊藤華英(元水泳選手/1252プロジェクトリーダー)
URL:https://www.youtube.com/watch?v=wSzHhNKL1QY
■柔道家・角田夏実選手がスポーツを止めるな賛同アスリートに!

柔道家・角田夏実選手がスポーツを止めるな賛同アスリートに加わることとなりました!
今回の「Talk up 1252」への出演を皮切りに、多くの若いアスリートの可能性を広げるため、スポーツを止めるなの様々な活動に参加・協力いただくこととなります。
角田夏実選手からのメッセージ

スポーツを通して経験できることはとても多く、その挑戦は自分を成長させてくれます。
また、観戦を楽しむことでも心を豊かにし、人との絆を深める魅力があるため、ぜひ色々な形でスポーツに関わってほしいと思います。
【1252プロジェクト】
▼公式HP
https://spo-tome.com/1252-top/

▼紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

▼YouTube|トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」
https://youtube.com/playlist?list=PLa7LJJewGWJP3Gc0azsTXYSaCOgcfyBBW&si=qgZM-rMKdXgWnAhl

▼インスタグラム|1252 Playbook
1252project公式アカウント@1252project
https://www.instagram.com/1252project/

「スポーツ×生理の新しい教科書」をコンセプトとした教育コンテンツ、「1252 Playbook(プレイブック)」を配信しています。ぜひご覧ください。 (1)女子学生に馴染みがあるInstagramを活用した、(2)楽しく正しいスポーツ×生理の情報を学べる、(3)専門的知見を簡潔に解説するコンテンツです。

▼検定|1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定です。 トップアスリートを指導する指導者から学校教員、保護者、アスリート本人まで、女子スポーツ関係者に広く知識を身につけてもらうことを目的に、2階級の資格検定を設けています。 女性特有の月経課題を中心に、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。


【第4回 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定】
開催日時:2025年9月1日(月)~2025年9月14日(日)
申込期間:2025年7月1日(火)~2025年8月21日(木)16時
 ※コンビニ決済の申込期間は、8月14日(木)16時までとなります。
資格:2級(指導者・女子アスリート・保護者向け)/1級(指導者向け)
内容:テキストブック「1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定」より出題。

▽検定詳細はこちら
https://1252expert.com/



▼テキストブック|『1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定』 女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う、1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定(1・2級)の出題範囲を網羅したテキストブックです。

紙版販売場所:
▽1252エキスパート検定WEBサイト
https://1252expert.com/

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※全国の書店、およびオンライン書店でも購入可能です。

電子版販売場所:
▽Amazon Kindle
https://amzn.asia/d/02b8MceQ

【能登支援・災害支援スポーツネットワーク】早慶ラグビー部関係者有志とのビーチクリーン活動

こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

今回は、3月15日(土)に慶應義塾體育會蹴球部・早稲田ラグビー俱楽部の関係者有志の皆さんと石川県輪島市門前町で実施した、黒島地区のビーチクリーン(海岸清掃)のご報告です。

スポーツを止めるなが考える「災害支援活動」

私たちスポーツを止めるなでは、被災地における様々な課題を、スポーツよるソリューションによって復興に繋げることを目標に、2つの柱を中心に「災害支援」活動を実施しています。

1. 被災地支援アクション
有志アスリートによる現地支援活動、スポーツ大会を誘致、高齢者のフレイル対策支援活動

2.被災地の現状発信
定期的なメディア情報発信、スポーツ界内における支援モデルの共有

今回はその活動の一環として、「令和6年能登半島地震・奥能登豪雨災害」被災地である輪島市門前町を訪問させていただきました。

数千年に一度の地殻変動で、最大4メートルの隆起

2024年元旦に能登半島で発生した最大震度7という激しい揺れは、能登半島の北西部に「数千年に一度」と言われるほどの地殻変動をもたらしました。
私たちが訪れた「輪島市門前町黒島地区」の海岸でも、最大4mにおよぶ隆起により東京ドーム5.5個分の海底が露わになり、海岸線が沖合方向に200m以上も移動してしまったそうです。事前に地元の方から説明を受けていたものの、実際に被害を目の当たりにし、その自然の脅威に愕然としました。

※産経新聞の調査による

写真奥の岩肌部が隆起により露になった海底

地面に現れた海底

写真奥の岩肌部が隆起により露になった海底

地面に現れた海底

無数に広がる漂流ごみ

隆起により拡張された海岸線には、大小さまざまな漂流ごみが無数に散乱しています。新たに流れてくるごみだけでなく、海底に長年堆積していたごみ、ペットボトルの蓋などの家庭ごみから、漁で使用するブイや謎の巨大な物体まで・・・拾っても拾っても無くならない大量のごみが海岸線一体に広がっていました。

海外から漂流したであろう家庭ごみ

海底から現れたブイ

海外から漂流したであろう家庭ごみ

海底から現れたブイ

さまざまな漂流ごみが堆積

ライバル校同士の「早慶」が強力タッグを組んで支援活動

ビーチクリーンを一緒に行っていただいたのは、慶應義塾體育會蹴球部と早稲田ラグビー倶楽部の関係者有志の皆さんです。翌日の3月16日(日)に、両校の現役選手・OB選手による能登復興祈念試合「ALL早稲田大学vsALL慶應義塾大学」が行われ、前日のビーチクリーンは、慶應義塾大学からの呼びかけに早稲田大学が賛同して実現しました。両校OBのほか、慶應義塾大学の青貫現監督、マネージャー部員、現役・OB部員の家族、総勢約40人が参加してくださいました。
参加者には金沢市で地震に遭った方、富山出身の慶大マネージャーとそのご家族(富山県から)もいらっしゃいました。皆さん、「震災・豪雨の後、能登のことはずっと気になっていましたが、個人ではなかなかボランティアに参加する機会がなかった」とおっしゃっていました。

協力して重いごみを運ぶ早慶OB

大活躍の慶大・青貫監督

流木の中から丁寧に拾い上げる保護者

細かなごみを丁寧に拾うOB家族

協力して重いごみを運ぶ早慶OB

大活躍の慶大・青貫監督

流木の中から丁寧に拾い上げる保護者

細かなごみを丁寧に拾うOB家族

集めたごみの山

生の声を聞くことの大切さを実感

今回の訪問で地元住民や支援団体の皆様による事前準備に加え、当日も一緒にビーチクリーンを行っていただいたり、被災地の状況を説明していただいたり、沢山のご協力を賜りました。ご自宅の再建をしながらの私たちの受け入れに大変恐縮したものの、地元の方から直接、被害の様子や抱える課題について伺うことができ、改めて「現地で生の声を聞く」ことの大切さを実感しました。
災害以降、能登全域で「人口流出と高齢化の加速」が深刻な課題です。災害の影響で子供たちの「学び・運動の機会が減少」。学生年代とそのご家族の転居が増えたことで、震災前から課題であった高齢化はさらに加速していると伺い、復興が進みにくい状況も良く理解ができました。

一緒にビーチクリーンをしてくださった地元の皆様

震災直後の様子や現状の課題などを伺いました

一緒にビーチクリーンをしてくださった地元の皆様

震災直後の様子や現状の課題などを伺いました

「門前の海岸を綺麗にしたい」と積極的にビーチクリーンを広げる活動をしている地元の方も来てくださいました。門前町で民宿を営んでいた女性と、数年前に黒島地区に移住した女性のお二人は、昨年4月まで自主避難先や在宅避難者に向けた炊出しを行い、今は「清掃しながら住民同士や外部の支援者との交流を生む仕組み」として根付かせる活動に取り組んでいるそうです。

お待ちかねのランチタイムは、輪島市門前「総持寺通り商店街」( https://www.sojiji-st.com/ )の「手仕事屋」さんと「食事処 縁」さんで、美味しいお食事をいただきました。ありがとうございました!

地元の方から状況を聞く様子(左:手仕事屋さん、右:縁さん)

地元の方から状況を聞く様子(上:手仕事屋さん、下:縁さん)

地元の声を広く届けることの大切さ

私たちは、「スポーツによるソリューション」を活用した支援活動に、まだまだ多くの可能性を実感しています。アスリート有志の皆さんと一緒に被災地を訪れることももちろんですが、10年以上続くといわれる復興の状況を「伝え続ける」ことも重要だと考えています。ぜひこの記事をご覧の皆様も、この現状をシェアしていただけると嬉しいです。

スポーツを止めるなは、「災害復興への想いを持ったアスリートやスポーツ団体、チームと被災地をつなぐ中間支援の役割として、引き続き能登支援活動を継続してまいります。
*今回の活動は一般社団法人NOTOTO. (共同代表:安江雪菜 https://nototo.jp )との協力のもと進めています。

ローザンヌ国際バレエコンクール2025を訪れて 

こんにちは。スポーツを止めるな共同代表の最上紘太です。 

ご縁を頂いて「ローザンヌ国際バレエコンクール2025」に招待を受け行ってきました。今年で53回目を迎えるバレエ界世界最高峰のイベントは美しく、学びが多く、まさに刺激の多い素晴らしい取組でした。 
せっかくの貴重な体験なのでここでシェアしたいと思います。 
 

【ポイント】 
・バレエ界全体で協力して次世代のエリートを成長させる 
・参加した全員が次の活躍の場を用意される 
・スポーツではなくアート。アスリートではなくダンサー。企業ではなく公的な支えの存在が大きい 
・日本のバレエ人口は40万人でポテンシャルが大きく優秀なダンサーもたくさんいる 
・スポーツをはじめ次世代支援の形として学ぶべき点の多い素晴らしいプラットフォーム 

ローザンヌ国際バレエコンクールとはどのようなイベントなのか 
バレエ界のオリンピックとも呼べる世界最高峰の取組み。 
公式レギュレーションには目的はこう定められています。 
「ローザンヌ国際バレエコンクールは、才能豊かな若いバレエダンサーがプロへの道に踏み出す為のサポートをする。受賞者は、コンクール終了後、留学先/研修先として経験やキャリアを積みたいと希望する提携スクール、もしくはカンパニーを5つに絞ることになる」 
つまり、世界中から選抜された超一流の指導者が集い、指導、評価、勧誘する機会を創出しています。指導を受ける最中から常に評価・審査される緊張の日々を参加者は過ごします。世界の選抜予選をクリアした1518歳の85人がローザンヌに集結し、月曜から金曜にかけてトップレベルの指導を受け、選抜20名のみが土曜日の最終公演に登壇できるサバイバル。 
日本は14人の参加者を送り込んでおり、これは世界で3番目の多さ。バレエ人口も40万人と多く、実力のあるバレエ大国です。日本ではNHK(※ ディレイの特集番組)、中国ではテンセントなど、その様子は世界に放送、配信され多くの視聴者を獲得している人気コンテンツにもなっています。 
NHKでは毎年6~7月にかけて特番が組まれています。興味ある方は是非チェックしてみてください。 

高い評価を受けた上位者は世界トップのバレエ団に研究生として参加する機会及びそれに伴う帯同費等の支給を受けます。しかし、実は上位者だけに留まらず、世界から集まったエリートバレリーナのレベルは相当に高く、参加者は必ずどこかのバレエ団からの勧誘を受けて次の活躍のステージを見つけています。なんとその成約率は100%!ローザンヌバレエ自体がダンサーの特徴に合わせて、最適なバレエ団と引き合わせるマッチング機能も担っており、世界のバレエ界における非常に重要な取組みとなっています。尚、2025年コンクールでは日本人ダンサーとして安海真之介さんが第三位になりました。おめでとうございました!日本ではバレエといえば、「熊川哲也さん」と言われるほど有名な存在ですが、彼は89年のローザンヌバレエにおいて日本人初の金賞を獲得しています。 

<参加ダンサー達への提供内容> 
・世界トップの指導者演出家による指導 
・同世代のトップバレリーナ達との交流 
・栄養やコンディショニングなどのテーマ別レクチャー 
・世界中のバレエ団からの採用の目に留まる機会提供 

ローザンヌ国際バレエコンクール若手ダンサーの世界的登竜門だ。  

指導を受ける最中から常に評価・審査され、参加者は緊張の日々を過ごす。 

ローザンヌ国際バレエコンクールが生み出す国際交流と経済効果 
企業協賛は20%、財団からの支援が50%、公的な助成金30%で運営されています。エリートバレリーナの支援が主な予算使徒であり、常に資金提供者を募集しています。 
参加者は滞在費を節約するために会場周辺にホームステイするなどの工夫をしています。これが結果的に貴重な国際交流による教育機会となっています。また、ホームステイ受け入れ先もローザンヌバレエを応援するという循環を生んでいます。もちろんローザンヌバレエ鑑賞が旅行の目的にもなっており、経済効果も創出しています。但し、最終公演のチケットは3分で完売するほどの超プレミア化していて入手難易度は相当高いのでご注意ください。 
 
世界のバレエと日本のバレエ 
日本ではバレリーナの収入が総じて低く、トップバレリーナはヨーロッパに活躍の場を移す傾向が強いそうです。ヨーロッパのバレエは国の支援をはじめサポートが手厚く、活動環境には差があります。 
 
1252プロジェクトの観点から 
コンクールのパートナーに医療機関が入っていることで様々な施策が行われていました。中でも、参加者に対してはエントリー時点で厳しいメディカルチェックが必須となります。事前アンケートにはかかりつけ医とともに回答をする必要があり、主催者がパートナーである医療機関の協力を得てそれらを厳正に審査します。パートナー医療機関はコンクール開催中には医療的なレクチャーを提供する他、怪我人への対応も行うなど大きな役割を担っています。担当者の方は「我々の取組や審査基準が世界のバレエ界のスタンダードになるという意識を持って、常に真剣に全力で取り組んでいる」と話していたのが印象的でした。 
 
所感 
最高の指導者を集めて、エリート教育を施し、活躍の場まで提供する「成長の仕組み」としてのクオリティが高いと感じました。この仕組みは他のスポーツなど人材育成の参考になります。また、日本のバレエポテンシャルやローザンヌバレエのブランド力などを考えると、企業連携による拡がり、ポテンシャルも十分あると感じました。今後、ローザンヌバレエサイドとは定期的に協議の場を設けていくつもりなので、もし興味ある方は一緒にこの価値を広げる相談をしましょう。個人的には日本企業の支援に期待したいところです。また、現在一般社団法人スポーツを止めるなとして取り組んでいる1252プロジェクト(生理とスポーツがテーマ)とのコラボ展開も考えています。バレエ界は指導者層の90%が女性となっており、その他のスポーツと比べると環境はかなり違います。しかし、根底にある問題は共通していると感じます。文化的な面で話題に出来ない、専門的なサポートと物理的・心理的に遠いなどの状況です。我々の活動から何を提供できるのか改めて考えていきたいと思います。 

ローザンヌ国際バレエコンクール2025会場にて    

最後に 
貴重な機会にご招待頂いたローザンヌバレエのプレジデント、オリバー氏にこの場を借りて感謝を申し上げます。ありがとうございました。 
 
ローザンヌ国際バレエコンクール公式サイトはこちら 
https://www.prixdelausanne.org/ 

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「1252プロジェクト」とは 

1年(52週)のうち、約12週は訪れる生理とそれに伴う体調の変化は、女子アスリートにとって避けては通れない問題です。「正しい情報がない」「相談する先がない」と感じる女子アスリートや、その指導者のみなさまに対し、必要な情報を楽しく学ぶためのオンライン発信や授業などの様々なプログラムを提供しています。 

関心のある方はぜひお気軽に1252@spo-tome.comまでお問い合わせください。 


 

1252プロジェクト 

公式HP 

https://spo-tome.com/1252-top/ 

 

▼YouTube|トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」 

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▼インスタグラム|1252 Playbook  

「スポーツ×生理の新しい教科書」をコンセプトとした教育コンテンツ、「1252 Playbook(プレイブック)」を配信しています。ぜひご覧ください。 

1252project公式アカウント@1252project 

https://www.instagram.com/1252project/ 


検定|1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 

女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定。 

トップアスリートを指導する指導者から学校教員、保護者、アスリート本人まで、女子スポーツ関係者に広く知識を身につけてもらうことを目的に、2階級の資格検定を設けています。 

女性特有の月経課題を中心に、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。 

 

▽検定詳細はこちら
https://1252expert.com/ 

 

 

【第4 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 

日  程:20259月1日9月14日 

申込期間:2025年7月1日(火)~8月21日(木)

※コンビニ決済の申込期間は、8月14日(までとなります。 

対  象:
1級:女子スポーツの指導者として専門性の高い知識を必要とする方 

(女子スポーツの専属コーチ、指導者など)

2級認定者のみ受検可
2級:女子スポーツの指導に関わる全ての方
(女子運動部の教員、学校教員、保護者など) 

内  容:テキストブック「1252公認 女子アスリート コンディショニング エキスパート検定」より出題 

女子アスリートに関わる スポーツ環境の基礎データ /医学/運動生理学 /栄養学 /アンチ・ドーピング /ストレングス&コンディショニングとケア /コミュニケーション など 


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▼テキストブック|1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 

女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う、1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定(1・2級)の出題範囲を網羅したテキストブックです。 

 

紙版販売場所: 

▽1252エキスパート検定WEBサイト 

https://1252expert.com/products/detail/53 


▽Amazon 

https://www.amazon.co.jp/dp/4491053758 

※全国の書店、およびオンライン書店でも購入可能です。 



電子版販売場所: 

▽Amazon Kindle 

https://amzn.asia/d/02b8MceQ 

【1252プロジェクト】スポーツを止めるな理事の大山加奈と産婦人科医 宮川三代子さんが三重県・三重県スポーツ協会主催の講演会に登壇しました!  

こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

2025年2月2日(日)にプラザ洞津 高砂の間で行われた三重県・三重県スポーツ協会主催の講演会に、スポーツを止めるなの理事 大山加奈、公立八女総合病院産婦人科産科部長 宮川三代子さん登壇しました 
女子スポーツ選手の体をもっと知ろうをテーマとした講演会には三重県で活躍する現役学生アスリート指導者などが集まり、アスリートとして生理とどう向き合うかを中心に、引退後の人生まで見据えた健康の話をしていただきました 


大山からは現役時代の生理と競技コンディショニングの話、引退後まで続く健康に関する悩みなどをお伝えし、宮川先生からはご自身の妊娠のお話も交えながら、成長期における身体づくりや女性の健康課題のお話などを分かりやすくお伝えいただきました。 参加者はそれぞれメモを取るなど、この機会を十分に活かせるよう真剣に話に耳を傾けていました。 

三重県の学生アスリート・指導者・保護者の方が約70名ほど集まった 

クイズを通して基礎知識を学ぶコーナーでは、6問の問題を出題。全問正解者5名には宮川先生の本と1252プロジェクトオリジナルタオルをプレゼントするという企画でしたが、会場の半分ほどが全問正解!大山とじゃんけんをして勝った5名に賞品をプレゼントするという事態に……。参加者の皆さんが日ごろから生理とスポーツに関心を寄せて、学ばれているということがよく伝わってきました!  
全問正解&じゃんけんで勝った皆さま、おめでとうございます。それぞれが学ばれている知識とこの講演会で得た知識を合わせて、よりよいチーム作り、そして自分自身が活躍できる環境の実現に役立ててくださいね! 

クイズコーナーの全問正解者へ賞品をプレゼント!   

授業終了後のアンケートでは、「今回の授業は、今後の⾃分の競技⽣活の中で役に⽴つと思いますか?」という質問に答えてくれた方すべてから「とてもそう思う(87%)」、「そう思う(13%)」とポジティブな回答をいただきました! 
アンケートでは様々な感想をいただきました!一部をご紹介いたします。 

  <学生アスリートの授業後の感想> 
・チームメイトそれぞれの⽉経の特徴があると理解して,⾃分と同じように考えるのではなく重く受け⽌めて思いやれるようにしたいと思いました。 
・楽しくスポーツを続けるためには⽣理と向き合い、今だけを⾒るのではなく5年後、10年後になりたい⾃分になれるように今から⾃分の体調に気をつけていくことが⼤切になると思いました。 
・⽉経とスポーツに関しての理解が深まりました。今まで我慢するしかない、と思っていた部分があったので⼤変勉強になりました。⾃分を労ることも⼤切なんだと感じました。 

  <指導者の授業後の感想> 
・⽉経の状況などを伝えやすい環境を作りたいと思いました。⼥性の顧問にも選⼿のコンディションを⼿伝ってもらいます。 
・常に⽉経は記録したほうがいいよとは⾔っているのですが、なかなか重要性をわかってもらえなかったと思います。今回のお話を聞いて意識できたと思います。 
 
ここでは紹介しきれないほどたくさんの感想とコメントをいただいており、そのいずれもが講演会で学んだことを活かしたいというポジティブな思いばかりでした!  参加された皆さんにとって、この講演会が素晴らしい競技人生とその後の人生のきっかけに、少しでもなっていれば嬉しいです!   
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1252プロジェクトでは、今後も様々な競技において指導者向け講義を行い、女子アスリートがより活動しやすくなるよう環境づくりを目指してまいります。  
関心のある方はぜひお気軽に1252@spo-tome.comまでお問い合わせください。 

1252プロジェクト 
公式HP 
https://spo-tome.com/1252-top/ 
 
▼YouTube|トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」 
https://youtube.com/playlist?list=PLa7LJJewGWJP3Gc0azsTXYSaCOgcfyBBW&si=qgZM-rMKdXgWnAhl 
 
▼インスタグラム|1252 Playbook  
「スポーツ×生理の新しい教科書」をコンセプトとした教育コンテンツ、「1252 Playbook(プレイブック)」を配信しています。ぜひご覧ください。 
1252project公式アカウント@1252project 
https://www.instagram.com/1252project/ 

  検定|1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 
女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定。 
トップアスリートを指導する指導者から学校教員、保護者、アスリート本人まで、女子スポーツ関係者に広く知識を身につけてもらうことを目的に、2階級の資格検定を設けています。 
女性特有の月経課題を中心に、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。 

 
▽検定詳細はこちら
https://1252expert.com/ 

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【第3 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 
日  程:20259月1日9月14日 
申込期間:2025年7月1日(火)~8月21日(木)
※コンビニ決済の申込期間は、8月14日(までとなります。 
対  象: 1級:女子スポーツの指導者として専門性の高い知識を必要とする方 
(女子スポーツの専属コーチ、指導者など)※2級認定者のみ受検可 2級:女子スポーツの指導に関わる全ての方 (女子運動部の教員、学校教員、保護者など) 
内  容:テキストブック「1252公認 女子アスリート コンディショニング エキスパート検定」より出題 
女子アスリートに関わる スポーツ環境の基礎データ /医学/運動生理学 /栄養学 /アンチ・ドーピング /ストレングス&コンディショニングとケア /コミュニケーション など 
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  ▼テキストブック|1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 
女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う、1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定(1・2級)の出題範囲を網羅したテキストブックです。 
 
紙版販売場所: 
▽1252エキスパート検定WEBサイト 
https://1252expert.com/products/detail/53 

▽Amazon 
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【1252プロジェクト】大山加奈が母校バレーボール部にて生理×スポーツの授業「1252 Clubroom Workshop! In 下北沢成徳高等学校」を実施しました!  

昨年、スポーツを止めるなの理事に就任した大山加奈が2025年1月25日(土)、 母校である下北沢成徳高等学校バレーボール部の皆さんに向けて「生理×スポーツ」をテーマにした授業『1252 Clubroom Workshop! in 下北沢成徳高等学校』を実施しました!   

授業の前半は、大山が現役時代の体験談や引退までの想い、その後の人生について後輩たちへ伝え、その後グループワークで生理の課題について話し合いました。 
後半はクイズをしながら生理の基礎やコンディショニングについて学びました。 

やわらかい雰囲気で授業は進んでいきます。 

グループワークの発表では「生理も含めたコンディションはチームメイトと共有していて、話しやすい雰囲気ができている。共有した方が自分も仲間も助けられる」、「自分の痛みが基準と思わないことが大事と思った」など話してくれました。 
印象的だったのは「自分が精神的に良くない時や体調面が良くない時は理解してくれる仲間なので、先に言って共有しておいた方が声をかけてくれるからいいなって思う。自分もみんなのことを分かっている」と、チームメイトと日頃どのようにコミュニケーションをとっているか教えてくれました。 
 
チームの一員として、自分のこと、メンバーのことを理解しカバーし合いながらベストをつくしているのだろうと感じました。素敵ですね。日頃のバレーボールに向き合う意識の高さが垣間見え、さすが強豪チームだと感心しました。   

クイズの様子。なかには難しい問題も…?  

授業終了後のアンケートでは、「これからバレーボールを続けるためにも自分の身体を大切にしたいと思った」、「まずは月経周期や自分のコンディションについてしっかり知ろうと思った」、「新しいチームに所属しても自分のことを理解してもらう行動を選べるようにしたい」など、とても前向きなコメントをいただきました。 
 
バレーボール部の皆さん、ありがとうございました! 
そして、春高バレー準優勝おめでとうございます!!皆さんの活躍にパワーを貰いました! 
今回の授業を少しでも活かして今後のコンディショニングに役立てていただけたら嬉しいです。 
皆さんがこれから先もバレーボール選手としてすばらしい活躍することを祈っています!! 
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1252プロジェクトでは、今後も様々な競技において指導者向け講義を行い、女子アスリートがより活動しやすくなるよう環境づくりを目指してまいります。  
関心のある方はぜひお気軽に1252@spo-tome.comまでお問い合わせください。   

1252プロジェクト 
公式HP 
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検定|1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 
女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定。 
トップアスリートを指導する指導者から学校教員、保護者、アスリート本人まで、女子スポーツ関係者に広く知識を身につけてもらうことを目的に、2階級の資格検定を設けています。 
女性特有の月経課題を中心に、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。 
 
▽検定詳細はこちら
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【第3 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 
日  程:20253月1日(土)~3月14日(金) 
申込期間:202517日(火)~221日(金) 
※コンビニ決済の申込期間は、2月14日(金)16時までとなります。 
対  象:
1級:女子スポーツの指導者として専門性の高い知識を必要とする方 
(女子スポーツの専属コーチ、指導者など)※2級認定者のみ受検可
2級:女子スポーツの指導に関わる全ての方
(女子運動部の教員、学校教員、保護者など) 
内  容:テキストブック「1252公認 女子アスリート コンディショニング エキスパート検定」より出題 
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※全国の書店、およびオンライン書店でも購入可能です。 
 
電子版販売場所: 
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【1252プロジェクト】 「生理×スポーツ」指導者向け研修を「日本ダンススポーツ連盟 ブレイクダンス本部」にて実施しました!  

2024年12月14日(土)、日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス本部にて、「生理×スポーツ」をテーマにした指導者向け研修を実施しました。   

本研修は、日本ダンススポーツ連盟ブレイクダンス本部がブレイキンの次世代育成・普及に向け開催した指導者資格研修会の1セッションとして実施されました。 
ブレイキンは男性指導者が多く、女子アスリートの生理課題について重要性を認識しているものの、指導者としてどのように接するべきか、適切なサポートが提供できるかが課題になっているとのこと。 

【生理×スポーツ」の話をする伊藤華英】

研修は和やかな雰囲気の中、女子アスリートが抱える生理の問題・リスク・解決策などをお伝えし、グループワークでは、参加した指導者の皆さんが日ごろどのような課題に直面しているのかをシェアしました。   
グループワークでは、「女子選手が生理の課題を抱えているかどうかも分からない状態」、「生理の問題を抱えて大会で良いパフォーマンスを上げらなかった生徒がいて、指導者として気づいてあげられなかったことが悔やまれる」など、現場で感じていることを率直に話してくださいました。皆さん選手思いで素敵な先生、コーチだと感じました。 
今回の研修をきっかけに、このテーマについて少しずつコミュニケーションをとり、コンディショニングが上手くいくようになると良いですね! 

研修を受けた皆さんと記念撮影 

研修後感想アンケートでは「まずは所属している子供たちや保護者たちとのコミュニケーション、お互いの認識のすり合わせから始めてみようと思った」「女性アスリートへの上手な声掛け等、気をつけていこうと思った」とコメントを頂きました。 
聴講してくださった指導者や関係者の皆様、ありがとうございました! 
ブレイキンの更なる普及・発展と、選手・生徒の皆さんがより良いパフォーマンスを上げてくれることを願っています!! 
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(女子スポーツの専属コーチ、指導者など)※2級認定者のみ受検可
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(女子運動部の教員、学校教員、保護者など) 
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【1252プロジェクト】賛同アスリート室伏由佳さんと産婦人科医小川麻子さんが鈴鹿市スポーツ協会の講演会に登壇! 

2024年12月8日(日)、日本バレーボール協会が主催する「 JVA バレーボールコーチカンファレンス 2024」にて、「生理×スポーツ」をテーマにした指導者向け研修を実施しました。 

「JVAバレーボール コーチカンファレンス 2024」は、バレーボールの普及育成のために指導者の質向上を目指す協会が初の取り組みとして開催したイベントです。指導者資格の更新講習の機会も兼ねており、当日は多くの指導者・関係者が参加されました。 

1252 指導者向け研修の様子】

バレーボールは女子競技者が多いことから、生理とスポーツをテーマとする「1252プロジェクト」が研修の1セッションとして採用されました。 

元競泳日本代表で1252プロジェクトリーダーである伊藤 華英((一社)スポーツを止めるな代表理事)と最上 紘太(同 共同代表理事)が登壇し、「女子アスリートを指導する上での基礎知識」をテーマに講義。 

女子アスリートが抱えている生理の課題を医学・栄養・運動・コミュニケーションなどの分野から、指導者に知っておいてもらいたいこと・知りたいであろうことをお伝えしました。 

1252 指導者向け研修の様子】 

事前アンケートでは「女子アスリートを指導する上での注意ポイントを知りたい」や「生理に関するコミュニケーションの仕方が難しい」等コメントをいただきました。特に男性指導者にとっては普段なかなか話題にしづらいテーマということもあり、皆さん熱心に聴講してくださいました。 

聴講してくださった指導者や関係者の皆様、ありがとうございました。

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【1252プロジェクト】 「生理×スポーツ」指導者向け研修を「JVAバレーボールコーチカンファレンス2024」にて実施しました! 

2024年12月8日(日)、日本バレーボール協会が主催する「 JVA バレーボールコーチカンファレンス 2024」にて、「生理×スポーツ」をテーマにした指導者向け研修を実施しました。 

「JVAバレーボール コーチカンファレンス 2024」は、バレーボールの普及育成のために指導者の質向上を目指す協会が初の取り組みとして開催したイベントです。指導者資格の更新講習の機会も兼ねており、当日は多くの指導者・関係者が参加されました。 

1252 指導者向け研修の様子】

バレーボールは女子競技者が多いことから、生理とスポーツをテーマとする「1252プロジェクト」が研修の1セッションとして採用されました。 

元競泳日本代表で1252プロジェクトリーダーである伊藤 華英((一社)スポーツを止めるな代表理事)と最上 紘太(同 共同代表理事)が登壇し、「女子アスリートを指導する上での基礎知識」をテーマに講義。 

女子アスリートが抱えている生理の課題を医学・栄養・運動・コミュニケーションなどの分野から、指導者に知っておいてもらいたいこと・知りたいであろうことをお伝えしました。 

1252 指導者向け研修の様子】 

事前アンケートでは「女子アスリートを指導する上での注意ポイントを知りたい」や「生理に関するコミュニケーションの仕方が難しい」等コメントをいただきました。特に男性指導者にとっては普段なかなか話題にしづらいテーマということもあり、皆さん熱心に聴講してくださいました。 

聴講してくださった指導者や関係者の皆様、ありがとうございました。

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日  程:20253月1日(土)~3月14日(金) 
申込期間:202517日(火)~221日(金) 
※コンビニ決済の申込期間は、2月14日(火)16時までとなります。 
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1級:女子スポーツの指導者として専門性の高い知識を必要とする方 
(女子スポーツの専属コーチ、指導者など)※2級認定者のみ受検可
2級:女子スポーツの指導に関わる全ての方 (女子運動部の教員、学校教員、保護者など) 
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【1252プロジェクト】 1252公認講師 神谷英里子さんと共に生理×スポーツの授業「1252 Clubroom Workshop! in 島田商業高等学校」を実施しました!

2024年11月1日(金)、「生理×スポーツ」をテーマにした授業『1252 Clubroom Workshop! in島田商業高等学校』を実施しました!

今回の授業は、静岡県体育研究大会中部地区の研修授業の一つとして実施されました。バレーボール部、バスケットボール部、バドミントン部の女子学生が参加し、中部地区の体育教諭の先生方も聴講してくださいました。
1252授業では、学生と指導者が一緒に参加することも大事にしています。同じテーマを共有することで、その後のコミュニケーションに役立ててもらいたいからです。
授業では、講師 神谷さんが学生時代に婦人科を受診した経緯の体験談やアスリートの現役時代の体験談の紹介、クイズを交えながら生理に関する基本知識、月経周期のホルモンバランスと体調変化、コンディショニングについて学習しました。
講義では真剣なまなざしで、クイズでは友人や仲間と楽しそうに相談しながら回答してくれる学生たちの様子が印象的でした。
授業後アンケートでは、
「生理の時のスポーツはきついと思っていたけど、対策があると知って少し安心しました」
「アスリートの方も月経に悩んでいたと聞いて、自分たちと同じだということが知れて良い機会となりました」などの声をいただきました。
島田商業高等学校の学生の皆さん、先生方、ありがとうございました!

これをきっかけに、ご自身のコンディショニングに活かしていただけたら嬉しいです。
充実した部活動・学生生活を送ってくださいね!!
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1252プロジェクトでは、今後も女子学生アスリートがスポーツをもっと安心して楽しめる環境づくりを目指していきます。
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【スポーツを止めるな】
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女性特有の月経課題を中心に、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。
※次回、第3回検定は3月1日~14日を予定しており、お申込みについては2025年1月頃にご案内いたします。

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