お知らせ
学生アスリートの約半数がネガティブなメンタルコンディションに
スポーツを止めるなが「コロナ禍における学生アスリートの活動実態調査」を実施
一般社団法人スポーツを止めるなでは、活動に参加いただいている学生を中心に、
随時「コロナ禍における学生アスリート活動実態調査」を行っています。

今回の調査において、コロナ禍における学生の意識の変化に注目したところ、
約半数の学生が、新型コロナウイルスが流行する前よりも、不公平感・ストレス・モチベーションの低下を
実感することが増えたという結果が得られました。
学校によるスポーツ環境・対応の差などが原因として挙げられています。
学生アスリートは拡大を続ける新型コロナウィルスの影響により厳しい制限下で部活動に取り組んでいます。
それでも、自らの意思と反し、挑戦する機会を失ってしまうケースが多く出てきています。
さらに顕著に部員数の減少に悩む声が寄せられています。
弊社団では、これからも学生たちの声に耳を傾けていきます。
コロナ禍の学生アスリートの成長機会を創出していくため、学生たちが自分らしく
スポーツに打ち込んでいくため、スポーツを止めるな活動にその声を反映し、より一層活動を推進していきます。
<お知らせ>
この度、スポーツを止めるなではクラウドファンディングを開始いたします。
スポーツを愛する皆様、スポーツを頑張る若者を支えたい思いを持つ皆様からのご支援をいただければと考えております。
・プロジェクトタイトル:学生アスリートの未来を切り拓く『HANDS UP プロジェクト』
・プロジェクトURL: https://readyfor.jp/projects/spo-tome2021
・実行者: 一般社団法人スポーツを止めるな
・目標金額: 1000万円
・公開期間: 2021年8月9日(月)12時~9月19日(月)
・形式: 寄附型 / ALL-IN形式
・資金使途 :
学生アスリートがプレーをアピールするためのオンラインプラットフォーム「HANDSUP」は
現在β版として、WEBアプリをリリースしています。
学生アスリートとチームがマッチングするための基本機能(プロフィール登録、プレー動画登録、
チャット機能)を搭載し、登録者のみなさまからのフィードバックを元に、2022年1月を目標に
本開発を行います。ユーザーフレンドリーなシステムを提供していくためにも、ぜひご支援をお
願いいたします。
詳細はhttps://readyfor.jp/projects/spo-tome2021をご覧ください。
<本プロジェクトのリターン(一部)>
本プロジェクトへの支援者様には金額に応じてグッズや権利などのリターンをご用意しています。
詳細はhttps://readyfor.jp/projects/spo-tome2021をご確認ください。
一般社団法人スポーツを止めるな
【賛同者】元競泳日本代表 中西悠子さんが新たな仲間に!
元競泳日本代表の中西悠子さんが私達の理念に賛同してくださり、スポ止め賛同者に加わって頂くことになりました。多くの若いアスリートの可能性を広げるために、共に走り出しましょう!
中西悠子
元競泳日本代表
=メッセージ=
女性アスリートが避けては通れない「生理」。その生理とうまく付き合いながらベストパフォーマンスを発揮できるお手伝いをしたいと思い、賛同させてもらいました。昔からピルを服用し生理周期をずらしてはいましたが、副作用や不安があるままでした。今はたくさん情報発信ができる時代。私の経験を生かして女性アスリートの味方になり指導者や保護者の皆さんの役に立てるよう全力でサポートして行きたいと思っています。よろしくお願いいたします。
パラスポーツ横断プロデューサーに武井壮さんが就任し、#パラスポーツを止めるなが始動!
一般社団法人スポーツを止めるな(所在地:東京都新宿区、代表理事:野澤武史)では、新型コロナウイルス感染症の影響により大会への出場をあきらめざるを得なくなった中高校生アスリートを中心に、活動の場が制限されてしまっている選手たちへ、何らかの形で貢献できないかを日々模索、実行しています。
その活動の一環として、このたびパラスポーツ横断プロデューサーに元陸上競技選手であり、現在タレントの武井壮さんをお迎えし、発起人として「#パラスポーツを止めるな」が始動致します。
それに伴い、武井さんと当社団代表理事・野澤、共同代表理事・廣瀬の3人で6月7日トークイベントを行います。当日の様子はYoutube,Twitter,スポーツナビの3媒体で配信致します。
新型コロナウイルスによるスポーツ界への影響は今もなお大きく、パラスポーツも例外ではありません。
より多くのアスリートを支えられるよう、我々と一緒に、エールを送っていただけると幸いです。
■配信URL
#スポーツを止めるな 公式YouTubeより配信
https://www.youtube.com/watch?v=PJS9KHP8T3A
また、スポーツを止めるなでは武井壮さんが発起人である「#スポーツを止めるな #音楽を止めるな」プロジェクトにおけるキャンペーンソングの制作に協力しました。昨年Tiktokで大ブレイクを果たしたミュージシャンの川崎鷹也さんが作詞、作曲を手掛け、武井さんを含めた合計10人のアスリートが歌で参加しました。
■楽曲MV
■パラスポーツ横断プロデューサー
タレント、元陸上競技選手 武井壮

1973年5月6日生まれ。元陸上競技、十種競技のチャンピオン。引退後は、テレビやラジオなどのメディア出演を中心に活躍する一方で、2015年フランスでおこなわれた世界マスターズ陸上の4×100mリレー(M40クラス)で金メダルをとるなど、現在もスポーツに力を入れている。
↓以下、武井さんからのコメントです。
コロナウイルスによって、人生を輝かせるために培ってきた皆さんの力を発揮する場所が大きく削られてしまっていました。
僕自身も、学生時代にスポーツで磨いた力を大会で発揮して、社会で生き抜くための力を手に入れた経験がある事からも、学生アスリートの皆さんの悔しさを思うとやり切れない思いに胸が苦しくなります。パラアスリートの皆さんも、感染を避けるため多大な注意を払いながら、パラリンピック開催に向けて日々力を磨く時間を思い通りとは言えない形で過ごされていることと思います。
それでも、時間は過ぎていきます。
過ぎて行く時間でただ嘆いている訳にはいきません。
こんな時期だからこそ、これまでの時代では生み出す事ができなかった新しい何かを手に入れて欲しい。
学生スポーツに、そして社会人としてその時手にした力に支えられて進んでこれた我々が、そんな皆さんの日々を支えることはできないか?
まずは一歩前に進んでみようと思います。
みんなで繋がることで止まらない、新しい力を手に入れましょう。
#スポーツを止めるな2021 をスタートします!
一般社団法人スポーツを止めるな(所在地:東京都新宿区、代表理事:野澤武史)は、新型コロナウィルスの影響により、大会への出場をあきらめざるを得なくなったり、活動の場が制限されてしまっている学生アスリートを支援するべく、#スポーツを止めるな2021 をスタート致します。
依然としてコロナウィルスの流行が収束の兆しを見せない状況下で、学生アスリートが自分のプレーを表現する場を奪われることは、次のステージを目指すうえで大きな機会損失につながっています。
弊社団では、アピール機会が減りモチベーションコントロールが難しい不安定な環境の中で、学生アスリートに向けた学びの機会拡大・キャリア支援として、HANDS UPを開発、運営しています。
<「HANDS UP」URL > https://hands-up.jp/login
■なぜ #スポーツを止めるな2021なのか
昨年、コロナ禍で相次いで試合が中止になるなか、急遽Twitterで始まった活動が #スポーツを止めるな2020 でした。今年も引き続き、重要な試合がコロナで中止になってしまったり、
部員の獲得が難しい、不安定な状況で目標を見失ってしまったという声がスポーツを止めるなに寄せられています。
弊社団は、学生アスリートのサポートを継続するうえで、より安心・安全な場所で自分のプレーをアピールできるようにしてもらうべく、#スポーツを止めるな2021 をスタートします。
①学生アスリートがHANDS UPへの登録とSNSの両方で自分のプレー動画を投稿。
②投稿文には、♯スポーツを止めるな2021
♯(競技名)を止めるな2021 のハッシュタグをつけて頂きます。
HANDS UPの登録後に出てくるTwitterボタンからワンクリックで投稿できます。
③良いプレー動画を見つけたら、いいね!やシェアをしましょう。
スポーツを止めるな 公式アカウントからも、HANDS UPやTwitterを通じて
学生アスリートの投稿にプレーへのコメントやリアクションなどを投稿します。
このHANDS UPシステムは100を超えるチーム、200を超える選手にご登録いただいている一方、まだまだ皆さんにこの存在を知ってもらって使ってもらうまでには地道な努力を重ねていく段階です。

弊社団は、学生アスリートのモチベーションを向上させ、同時に次のステージでプレーする可能性を高めるために、♯スポーツを止めるな2021 の展開にあたって、出来るだけ多くの人にHANDS UPを知り、使ってもらいたいと思っています。
そして、ただ上のカテゴリーを目指す、ということだけでなく学生アスリートが自らを主体的にプロモートしていくことはこれからの社会で確実に必要になってくる力だと考えています。
自分自身を客観的に認知するメタ認知も必要性が高まっている今、今回の取り組みにより、自分を深く考え、知るきっかけを提供し、学生アスリートの成長機会を創出するべく、引き続き活動を推進してまいります。
代表理事 :野澤 武史
「コロナ禍で次の試合があるかもわからない中で、日々の努力ができること自体が何十年後かには価値があることだと気づく時がくると思います。
なかなか今はトンネルの出口が見えない状況下とは思いますが、一日一日を大事にして、HANDS UPなどを使いながら、自分たちの部活動により熱く取り組んでもらいたいなと思います。
我々のような学生スポーツからギフトをもらった世代、学生スポーツを卒業された皆さんはぜひ今の学生アスリートに力を貸してあげてほしいです。スポーツの面白さや仲間を得た経験は、人生の糧になっていると思います。
僕らがもらったバトンを、より良いバトンにして次の世代に渡していきたいと思っています。」
共同代表理事:廣瀬 俊朗
「皆さんの気持ちをどこまで理解できているかというと、そうでないところもあるかと思いますが、皆さんが少しでも前向きになったりスポーツをやってよかったなと思ってもらえるような環境を継続的に、精一杯作っていきたいと思っています。
このプロジェクトをもっと良くしていくためには、皆さんに参加していただき、声をかけていただくことで、ぜひ共にこの活動を作っていきたいと考えています。
また、このプロジェクトを通して、自分でアクションすることの重要性を伝えていきたいです。このような状況を、自ら改善すべく行動に移して行ってもらえたら嬉しく思います。」
競技横断プロデューサー :野村 忠宏
「学生スポーツを一生懸命やっているということは、皆それぞれがスポーツが大好きだということだと思います。
我々引退したアスリートもスポーツを愛する一人の人間として、不条理な世の中でスポーツによって涙を流す人が一人でも減れば、一人でも熱い気持ちで今取り組んでいるスポーツを続けてくれたら嬉しいです。
競技の枠を超えて、頑張っていけるスポーツの現場を作っていければと思っております。スポーツが好きな大人も子供も力を合わせて、明るい未来を見据えながら頑張っていきましょう。」
<#スポーツを止めるな2020 に参加した学生の声>
桐生第一高校出身 横田 善選手

「昨年度このプロジェクトに参加させていただきました。このプロジェクトをきっかけにたくさんの方から応援や励ましの言葉を頂きとても嬉しかったです。
人生の中でも、ものすごく大きな出会いとチャンスを与えてくださった皆さんの期待に応えられるように、毎日練習に取り組んでいます。
今年も新型コロナウィルスがなかなか収束せず、やり場のない思いを抱えている選手も多いと思います。そんな中でもスポーツはみんなに勇気と感動を与えてくれます。先の見えない未来にばかり不安を抱くのではなく、今しか味わえない小さな幸せに感謝し、明るい未来のために今を全力で楽しんでください。」
明星大学出身 福田 晃平選手

「昨年、#スポーツを止めるな2020でSNSに動画を投稿したところ、プロになることができました。活動を通じて、プロになるための厳しさやなるためにどのようなことが必要なのか間近で体験することができ、貴重な経験となりました。
コロナ禍で大変な状況が続きますが、SNSの活動を通して自分の夢を叶えることができる時代でもありますので、皆さんもあきらめずに頑張ってください。」
ローレウス世界スポーツ賞2021 について
この度のローレウス世界スポーツ賞2021では多大なるご支援、応援ありがとうございました。我々がノミネートされた「スポーティングモーメント」というカテゴリはChris Nikicが受賞となり、一般社団法人スポーツを止めるなは結果として受賞はなりませんでした。
しかしながら、今回の一連の動きにより、多くの仲間が親身になって下さり、またこれまで接点を持った多くの学生アスリートのみなさんともつながりを確かめられ、大変意味のあるものになりました。また、我々の活動を推進する上での課題にも改めて気付くことが出来ました。そのような意味では、大変実り多いものであったと思います。
また、我々の活動を世界広くから見つけて下さったローレウス財団にも改めて感謝申し上げたいと思いますし、一緒にノミネートされた活動の関係者のみなさまにも賛辞をお送りしたいと思います。
コロナ禍は厳しさが続いておりますが、引き続き学生アスリートの支援活動を充実させて参りたいと思います。
これからもご支援のほど、宜しくお願い致します。
一般社団法人スポーツを止めるな
野澤武史、最上紘太、廣瀬俊朗