一般社団法人スポーツを止めるな

日本スポーツ協会とスポーツを止めるなが
「女性スポーツ推進に関する包括連携協定」を締結しました

 一般社団法人スポーツを止めるな(所在地:東京都新宿区、代表理事:野澤武史)は、公益財団法人日本スポーツ協会(以下、JSPO)と「女性スポーツ推進に関する包括連携協定」を、本日12月22日に締結しました。
 本締結により、女子アスリートの「生理×スポーツ」の課題に向き合う体制を整えて参ります。両者の持つネットワークや専門知識を共有し、連携アクションを推進します。

JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE にて、締結式を執り行いました。
左から森岡専務理事(JSPO)、 室伏理事(JSPO)、伊藤理事、最上共同代表
●連携事項
(1)女性スポーツ推進の普及啓発に関すること
(2)メディアにおける女性スポーツ推進の普及啓発に関すること
(3)女性スポーツ推進に取り組む加盟団体への支援
(4)女性スポーツ推進に関する調査研究に関すること
(5)その他、女性スポーツ推進に必要な事項について
●連携の背景

 「1252プロジェクト」は活動をスタートさせて3年目となりました。これまで多くのアスリートや指導者と接してまいりました。新たな気づきや発見として御評価を頂くことと同時に、まだまだ情報が行き渡っていないことを実感しております。この課題を解決に導いていくためには我々の力だけでは足りません。多くの方々と連携し、活動を拡大していく必要があります。そこで、日本のスポーツの中心的存在でもあるJSPOと連携させて頂く事で、日本全国に必要な知識・情報が届くきっかけとなることを期待しております。

●JSPOとは

 各世代を網羅したスポーツ大会の開催、スポーツをする場の創出、スポーツの楽しみをサポートするスポーツ指導者の育成、最新の医・科学に根差したスポーツの推進など、誰もが自発的にスポーツを「する」「みる」「ささえる」ための幅広い事業を展開しています。また、JSPOの女性スポーツ委員会では、女性のスポーツに関する活動環境の充実や改善を通じて、女性のスポーツ参加(参画)を促し、より公平なスポーツ文化を確立することを目的に活動しています。「JSPOの女性スポーツに関する活動名称」は「SPORT HAPPINESS FOR WOMEN」とし、スポーツで女性はもっと輝ける、というコンセプトを掲げています。

・JSPO公式サイト
https://www.japan-sports.or.jp/ 

●登壇者コメント
【森岡裕策様/JSPO 専務理事】

 我が国における女性とスポーツを取り巻く課題は多くあると捉えています。その中で女性スポーツ環境改善は道半ばです。JSPO中期計画の重点項目の2番目にも女性の活躍推進を掲げています。多くの女性アスリートが抱える生理×スポーツのテーマを学校教育を中心に積極的に活動している「1252プロジェクト」と連携し、我が国の女性スポーツ環境改善を加速させたいと考えています。

【室伏由佳様/JSPO 理事/女性スポーツ委員会委員⾧】

 女性スポーツ委員会はハンドブックを活用した研修会の実施をはじめ、様々な取り組みを行ってきましたが、スポーツ実践者との距離感には未だ課題があると考えています。スポーツを止めるなが持っている情報発信力、多様な層に対する訴求力を活かして発展させ、女性スポーツに関するロゴやマークの活用とともに女性がHAPPINESSを感じられるように取り組んでいきたいです。

【最上紘太/一般社団法人スポーツを止めるな 共同代表】

 我々は歴史が浅い団体ですが、このような場を設けて頂き有難うございます。私も伊藤から提言されるまでは「生理×スポーツ」の課題に気づきませんでした。まずはこの課題について知ることが第一歩と思っています。課題を知らない、ということが障壁を生んでおり、男性も含めて知る必要があります。これを機に多くのアスリートの支えになれば幸いです。

【伊藤華英/一般社団法人スポーツを止めるな 理事 1252プロジェクトリーダー】

 スポーツを止めるなは、2024年に国民スポーツ大会が開催される予定の佐賀県と連携を開始し10代学生に向けた授業を実施したり、全日本柔道連盟との取り組みや国際大会の場でIFとも対話を重ねていく機会にも恵まれました。その中で競技ごとの課題も多くあると感じており、国民スポーツ大会にも向けてJSPOと連携しながら、JSPOのネットワークで多くの方々と共に広めていきたいです。

●「1252プロジェクト」とは

 1年(52週)のうち、約12週は訪れる生理とそれに伴う体調の変化は、女子アスリートにとって避けては通れない問題です。「正しい情報がない」「相談する先がない」と感じる女子アスリートや、その指導者のみなさまに対し、必要な情報を楽しく学ぶためのオンライン発信や授業などの様々なプログラムを提供しています。

1252プロジェクト紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw
トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252
https://www.youtube.com/watch?v=bVYoDobYa9I
1252プロジェクト公式インスタグラムアカウント
生理とスポーツの新しい教科書「1252Playbook」
https://www.instagram.com/1252project/

●「1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定」とは

 女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定です。トップアスリートを指導する指導者から、学校教員、保護者、アスリート本人まで女子スポーツ関係者に広く知識を身につけてもらうことを目的に、2階級の検定を設けています。

 女性特有の月経課題を中心に、女子アスリートのスポーツ環境を正しく知る基礎データ、医学、運動生理学、栄養学、アンチ・ドーピング、S&Cとケア(ストレングス&コンディショニングとケア)、コミュニケーションの7つ観点から、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。

・開催日時  :2023年度第1回

    1級:2023年度は実施いたしません。

    2級:2024年3月1日(金)~2024年3月14日(木)

・申込受付期間  :2023年12月5日(火)~2024年38日(金)

      コンビニ決済の申込期間は、229日(木)までとなります。

・受検料  1級/12,000円(税込13,200円)、2級/8,000円(税込8,800円)

・受検方式/開催場所 
    1級
/オンライン受検・インターネットに接続できる環境であればどこでも受検可能。

      指定会場での検定を実施する場合は順次発表します。

      2級/オンライン受検・インターネットに接続できる環境であればどこでも受検可能。

・開催日時  :2023年度第1回

1級:2023年度は実施いたしません。

2級:2024年3月1日(金)~2024年3月14日(木)

・申込受付期間  :2023年12月5日(火)~2024年38日(金)

 コンビニ決済の申込期間は、229日(木)までとなります。

・受検料  1級/12,000円(税込13,200円)、2級/8,000円(税込8,800円)

・受検方式/開催場所 
1級
/オンライン受検・インターネットに接続できる環境であればどこでも受検可能。

 指定会場での検定を実施する場合は順次発表します。

 2級/オンライン受検・インターネットに接続できる環境であればどこでも受検可能。  

※各級とも4年に1回の更新が必要です。更新は別途費用が発生いたします。

1252エキスパート検定WEBサイトより会員登録後、申込が可となります。

※詳細は1252エキスパート検定WEBサイト内の【実施概要】をご覧ください。

・1252エキスパート検定WEBサイト:https://1252expert.com/
・コンセプト動画:https://youtu.be/977R7ooK9aw

●お問い合せ

1252プロジェクトについてはこちら。

https://spo-tome.com/1252-top/
取材申し込み、活動内容へのお問い合わせ窓口はこちら。
info@spo-tome.com

報道におけるお願い

メディア様でお取り上げ頂く際は、可能な限り下記いずれかのロゴをご使用頂きますようお願い申し上げます。

社団ロゴ

コミュニケーションロゴ

1252プロジェクトロゴ

1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定ロゴ