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【能登支援・災害支援スポーツネットワーク】フェンシングアスリートと輪島市町野町を訪問 

こんにちは。日本フェンシング協会理事でスポーツを止めるな賛同アスリートの杉山文野です。

2025年4月6日(日)、石川県輪島市町野町にて、日本フェンシング協会アスリート委員会とスポーツを止めるなの共催で「能登支援イベント」を開催しました。

今回訪問した輪島市町野町は、2024年元日の震災で壊滅的な被害を受け、道路の寸断、通信の断絶により一時は孤立状態となっていたそうです。さらに、その被害からの復旧のさなか9月に襲った豪雨では、町の中心部を流れる川が氾濫し、とりわけ大きな被害を受けた地域です。「山津波」とも呼ばれる土石流による濁流に飲み込まれ、町一帯が土砂や流木に覆われてしまったと伺いました。

今回のイベントは、震災後に地元有志が立ち上げた町野復興プロジェクト実行委員会が主催する「桜フェス」の一部として行われ、見延和靖選手、江村美咲選手、菊池小巻選手、小久保真旺選手、吉松琳果選手が参加しました。

まずは地元のみなさんが心を込めて準備してくださった桜フェスのステージで、選手一人ひとりが好きな食べ物や能登への想いを語りました。
桜フェスのトークイベントに参加する選手たち
その後は、フェンシングのエキシビションマッチと、スマートフェンシングを使った体験会!子どもからご年配の方まで、約60名の方が参加してくださいました。

エキシビションマッチでは、パリ五輪で日本選手団の旗手を務めた江村美咲選手と、全日本王者・小久保真旺選手による白熱の対戦に、会場からは「おぉ!速い!」「かっこいい!」という歓声が上がっていました。
江村選手と小久保選手のエキシビションマッチ
体験会では、「体を動かして気持ちがすっきりした!」「本物のメダリストと剣を交えられて感動した!」という声がたくさん届き、会場は終始笑顔であふれていました。
体験会で選手と剣を交える参加者の皆さん
選手たちは、昨年11月にも能登を訪れ、炊き出しや泥かきなどのボランティア活動に参加。復興には時間がかかることを肌で感じたことから、海外遠征や練習の合間を縫って、今回の再訪が実現しました。

なかでも、北陸出身で強い想いを持つアスリート委員長・見延選手は、「昨年泥かきをした場所が少しずつ片づいているのを見るのは嬉しい。でも、まだ壊れた建物も多く、支援の必要性を感じている。これからも継続的に関わっていきたい」と話していました。

イベントの最後には、選手たちが持参したオリンピックのメダルと一緒に記念撮影をする参加者の姿も。サインを求める列や自然と生まれる笑顔のやりとりから、スポーツが人と人をつなぐ力を改めて実感する時間となりました。
選手と記念撮影をする参加者の皆さん

選手たちも「皆さんが喜んでくださって、自分たちも本当に嬉しい。次はまた新しいメダルを持って戻ってきたい」と話していました。


震災から時間が経つにつれ、報道も減り、関心が薄れてしまいがちです。だからこそ、私たちアスリート委員会は、これからも自分たちにできることを、できる形で続けていきたいと思っています。スポーツの力で少しでも地域に元気や希望を届けられるよう、現地とのつながりを大切に、今後も継続的に支援を続けていきます。


最後に、このイベントの開催にご協力いただいた町野復興プロジェクトのみなさんをはじめ、ご支援くださったすべての企業・関係者のみなさまに、心より感謝申し上げます。


*今回の活動はハリウッド株式会社、大日本印刷株式会社、一般社団法人NOTOTO.、の協力のもと進めています。

【能登支援・災害支援スポーツネットワーク】JOCアスリートと輪島市門前町を訪問 

こんにちは。スポーツを止めるな広報です。

3月29日に公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)と協力し、輪島市門前町での復興支援アクションを行いました。
今回の訪問には、JOCが呼びかけたオリンッピク強化指定選手等のうち、自主的に参加意向を示したアスリートの中から選抜された、パリ2024大会出場のブレイキンHIRO10こと大能寛飛選手、メダリストのフェンシング宮脇花綸選手等10名が参加しました。

<参加アスリート>
勝木 隼人 選手  陸上競技/競歩 ・強化指定選手
下岡 仁美 選手  陸上競技/競歩 ・強化指定選手
園田 恵吾 選手  スキー/スノーボード ・強化指定選手
嶋田 利渚 選手  スケート/スピードスケート ・強化指定選手
古平 結明 選手  アイスホッケー ・ネクスト強化指定選手
宮脇 花綸 選手  フェンシング・強化指定選手
阿部 暁梨沙 選手   ライフル射撃・JOCエリートアカデミー生
矢澤 亜季 選手  カヌー ・強化指定選手
岡崎 遥海 選手  カヌー ・強化指定選手
大能 寛飛(HIRO10) 選手  ブレイキン・強化指定選手

ご自身も金沢市出身で能登に暮らす祖父母が被害に遭ったというHIRO10選手のように能登にゆかりのある選手、帰省先の富山県で地震の恐怖を体験した選手、過去に熊本県で震災を経験したがまだ幼く支援活動に参加できなかったので恩返しがしたいという想いを持った選手もいれば、カヌーで激流を下るカヌー嶋田選手からは、競技で身に着けた水中で身を守る知識を災害予防に繋げられないかヒントを探しに来たと伺いました。このように参加のきっかけは様々ですが、能登のために少しでも協力したいと強い気持ちを抱えたアスリートの皆さんが参加してくださいました。

<参加アスリート>
勝木 隼人 選手
陸上競技/競歩 ・強化指定選手

下岡 仁美 選手
陸上競技/競歩 ・強化指定選手

園田 恵吾 選手
スキー/スノーボード ・強化指定選手

嶋田 利渚 選手
スケート/スピードスケート ・強化指定選手

古平 結明 選手
アイスホッケー ・ネクスト強化指定選手

宮脇 花綸 選手
フェンシング・強化指定選手

阿部 暁梨沙 選手
ライフル射撃・JOCエリートアカデミー生

矢澤 亜季 選手
カヌー ・強化指定選手

岡崎 遥海 選手
カヌー ・強化指定選手

大能 寛飛(HIRO10) 選手
ブレイキン・強化指定選手

ご自身も金沢市出身で能登に暮らす祖父母が被害に遭ったというHIRO10選手のように能登にゆかりのある選手、帰省先の富山県で地震の恐怖を体験した選手、過去に熊本県で震災を経験したがまだ幼く支援活動に参加できなかったので恩返しがしたいという想いを持った選手もいれば、カヌーで激流を下るカヌー嶋田選手からは、競技で身に着けた水中で身を守る知識を災害予防に繋げられないかヒントを探しに来たと伺いました。このように参加のきっかけは様々ですが、能登のために少しでも協力したいと強い気持ちを抱えたアスリートの皆さんが参加してくださいました。

拾っても拾っても減らない漂流ごみ

能登到着後、まず門前町・黒島地区の海岸でビーチクリーン(海岸清掃)を行いました。この辺りの海岸では震災前から漂流ごみの堆積が問題となっており、地元ボランティアの皆さんが定期的に清掃活動を行っていましたが、地震による隆起で海岸線が拡張され清掃エリアが増えてしまった上、震災の影響で一段と高齢化が加速したこと等が重なり、なかなか清掃活動が進まないと伺いました。(黒島海岸の被害の様子は、4月8日配信記事をご覧ください

砂浜に深く埋まっていたり、テトラポットや岩に絡まっている大小様々なごみで、大きな袋がすぐに満杯になることに驚きながら夢中でごみを拾っていると、あっという間に時間が過ぎていきました。まだまだ大量に残るごみの山に申し訳ない気持ちを抱えつつ、「炊き出し」会場である門前東小学校に向かいました。
2人がかりで大きなごみを引き抜く様子
深く埋まった網を引っ張る選手
あっという間に満杯になるゴミ袋_LINE_ALBUM_20250329 JOCアスリートアカデミー能登復興_250331_104
海岸一帯に散乱するごみを拾う選手
石の合間からゴミを拾う選手_IMG_7449_リサイズ
岩の間にはまったごみを拾う選手
拾ったごみの前で集合写真

お待ちかねのランチタイムは地元のみなさんと一緒に

門前東小学校では、多くの地元住民の方が拍手と歓声で出迎えくださいました。
炊き出しでのお食事は、自らも被災者でありながら震災発生直後から各地で支援を行っているシェフ集団「NPO北陸チャリティーレストラン」の皆さんが、お野菜たっぷりのトマトベースのスープをご用意くださいました。
まだ少し寒さが残る中、外で待ってくださっていた地元の皆さんとお一人お一人会話をしながら丁寧に食事をサーブするアスリートの皆さんの姿はとても印象的でした。
はじめはお互い緊張している様子もありましたが、美味しいスープを頂きながら、競技の話をしたり、被災生活の話を伺ったりしながら和やかなランチタイムとなりました。

地元の皆さんにランチをサーブする選手たち

初めてのブレイキン

その後、皆で体育館に移動してHIRO10選手が中心となりブレイキン体験を行いました。地元の方も他のアスリートもほとんどがブレイキン初体験でしたが、お子さんから高齢の方まで楽しめるような分かりやすい声掛けとアレンジで、皆すぐに音楽に合わせてステップを刻み、最後にはピタっとポーズを決めるまでに盛り上がりました。
ブレイキン体験の締めくくりに、門前町で古くから親しまれている「門前音頭」に合わせた踊りを地元の方に教えてもらいながら踊っていると、どこからともなく「ブレイキンに門前音頭を取り入れてみて!!」と声が上がり、さすがのHIRO10選手、即興で門前音頭を取り入れたパフォーマンスを披露して会場を大いに沸かせてくれました!!

実は・・・偶然にもHIRO10選手のお父様はこの門前東小学校のご出身で、なんと当時の担任の先生も参加してくださいました。
ポーズを決めるHIRO10選手
参加者全員で体験したブレイキン

貴重なお話を沢山伺えた座談会

門前東小学校では、最後に地元の皆さんから地震当日の様子や仮設住宅での今の暮らしのことなどを伺う座談会を行いました。
「怖かった日のことを思い出させてしまうのではないか」「プライベートなことをどこまで聞いていいか難しい」と戸惑うアスリートに、地元の方が快く「何でも聞いていいよ」と優しく声をかけてくださり、「今でも思い出すと恐怖で眠れなくなる」という地震当日のお話しから、「四畳半の仮設暮らしで運動不足になったりストレスが溜まったりしている」といった日々の暮らしでの悩みまでとても多くのことをお話しいただきました。

座談会での様子

「今日みたいな、「楽しくて前向きになれる」ことを、これからも続けてほしい!」「また来てほしい」「初めてアスリートの皆さんとお会いできて、元気が出た!」といった声を受け、アスリートからも、「来るまでは自分にできることはあるのだろうか・・・と自信が持てなかったが、皆さんが楽しんでいる姿を見て、一歩踏み出してみて良かった」「支援は今日で終わりではなく、これから一緒に復興に向けて協力していくことが大切だと感じた」「競技で活躍して、みなさんに元気を与えたい」といった声が上がっていました。

また、パリ2024大会メダリストのフェンシング宮脇選手は、「コロナ禍で「スポーツの無力さ」に悩む日々を過ごしたこともあったが、一個人ではなくアスリートとして支援活動に参加できたことでその想いを払拭することができた」とも話してくださいました。
その他のアスリートの皆さんも、この日の活動を通じてご自身が見て、聞いて、感じたことをそれぞれの言葉で、SNS等で発信してくださっています。
陸上 勝木選手
スノーボードハーフパイプ 園田選手
スケート 嶋田選手
フェンシング 宮脇選手
カヌー 矢澤選手
カヌー 岡崎遥海
ブレイキン 大能 寛飛(HIRO10)選手

またJOC「TEAM JAPAN」のYouTubeでも、当日の様子が分かる動画がアップされていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=G7BgLD-hFYI
https://www.youtube.com/watch?v=bvZgFUT4NYg

私たちスポーツを止めるなは、引き続き「スポーツだからできる」支援のかたちを能登の皆さんと共に考え、JOCをはじめスポーツ界の皆さんと連携を取りながら、継続的な支援を続けてまいります。

東京2020オリンピックバドミントン日本代表 廣田彩花選手​が競技生活の中での生理との関わり方やPMSとの向き合い方について語る​対談コンテンツを公開!

一般社団法人スポーツを止めるな(所在地:東京都新宿区、代表理事:伊藤華英)は、女子学生アスリートに向けた生理とスポーツの教育/情報発信活動である「1252プロジェクト」の一環として取り組むYouTube対談コンテンツ「Talk up 1252」を制作・公開しています。​ このたびゲストとして、東京2020オリンピックバドミントン日本代表 / 岐阜Bluvic所属 廣田彩花選手をお迎えし、#17「ダブルスペアとの関わり方とPMSの話」を本日より公開します。本動画は、廣田選手の所属する女子プロバドミントンチームの岐阜Bluvicと締結した「1252フレンド」パートナーシップの取り組みの一環として、収録・公開されます。​
またこの機会に、廣田選手にはスポーツを止めるなの賛同アスリートとして加わっていただくこととなりました。多くの若いアスリートの可能性を広げるため、スポーツを止めるなの活動に参加・協力いただきます。これからの活動にもご注目ください。​
<「Talk up 1252」について> YouTube対談コンテンツ「Talk up 1252」はこれまで全16回の配信をしており、「1252プロジェクト」リーダー/当社団代表理事である伊藤華英と多種多様なアスリートの方々との対談を行っています。​
第17回目は廣田彩花選手をお招きして、ダブルスパートナーや所属するチームでの情報共有のお話、生理との関わり方やPMSとの向き合い方など、競技生活を続けていくうえでの体験談や考え方を伺いました。​
現役アスリートや保護者、コーチや監督などの指導者、スポーツに関わる全ての方にご覧いただきたい内容となっています。
●コンテンツ概要​​
タイトル:Talk up 1252 #17 「ダブルスペアとの関わり方とPMSの話」​
出演:廣田彩花(東京2020オリンピックバドミントン日本代表 / 岐阜Bluvic所属)、伊藤華英(元水泳選手/1252プロジェクトリーダー)
​ URL:https://youtu.be/xGvQkJFhrfg
<廣田彩花選手がスポーツを止めるな賛同アスリートに>​
東京2020オリンピックバドミントン日本代表 / 岐阜Bluvic所属 廣田彩花選手がスポーツを止めるな賛同アスリートに加わっていただくこととなりました。​
「Talk up 1252」への出演を皮切りに、多くの若いアスリートの可能性を広げるため、様々なスポーツを止めるなの活動に参加・協力いただくこととなります。
廣田彩花選手からのメッセージ​
スポーツの楽しさを、一人でも多くの女子にずっと感じていてほしいと思っています。​
部活やクラブ、日常の運動の中で、生理やホルモンのバランスが理由でスポーツをあきらめてしまう子がいるのは、とてももったいないことです。​
誰もが、体と心に向き合いながら、自分らしくプレーを楽しめる環境をつくるお手伝いが出来たらと思っています。
< 第4回 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 実施>​
女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定です。トップアスリートを指導する指導者から、学校教員、保護者、アスリート本人まで女子スポーツ関係者に広く知識を身につけてもらうことを目的に、2階級の検定を設けています。女性特有の月経課題を中心に、女子アスリートのスポーツ環境を正しく知る基礎データ、医学、運動生理学、栄養学、アンチ・ドーピング、S&Cとケア(ストレングス&コンディショニングとケア)、コミュニケーションの7つの観点から、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。
●第4回実施概要​
・開催日時:2025年9月1日(月)~2025年9月14日(日)​
・申込期間:2025年7月1日(火)~2025年8月21日(木)16時​
 ※コンビニ決済の申込期間は、8月14日(木)16時までとなります。​
・受検料:1級/12,000円(税込13,200円)、2級/8,000円(税込8,800円)​
・受検方式/開催場所:オンライン受検・インターネットに接続できる環境であれば、どこでも受検可能。​
※各級とも4年に1回の更新が必要です。更新は別途費用が発生いたします。​
※詳細は1252エキスパート検定WEBサイトをご覧ください。
●WEBサイト​ 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 ​ ​
URL:https://1252expert.com/

<「1252プロジェクト」とは>
1年(52週)のうち、約12週は訪れる生理とそれに伴う体調の変化は、女子アスリートにとって避けては通れない問題です。「正しい情報がない」「相談する先がない」と感じる女子アスリートや、その指導者のみなさまに対し、必要な情報を楽しく学ぶためのオンライン発信や授業などの様々なプログラムを提供しています。

・1252プロジェクト紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

・トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」
https://www.youtube.com/watch?v=bVYoDobYa9I

・1252プロジェクト公式インスタグラムアカウント​  生理とスポーツの新しい教科書「1252Playbook」​
https://www.instagram.com/1252project/

<お問い合わせ>
1252プロジェクトについてはこちら​
https://spo-tome.com/1252-top/​

取材申し込み、活動内容へのお問い合わせ窓口はこちら​
info@spo-tome.com

<報道におけるお願い>​
メディア様でお取り上げ頂く際は、可能な限り当社団のロゴもしくはコミュニケーションロゴ、1252プロジェクトロゴをご使用頂きますようお願い申し上げます。

社団ロゴ

コミュニケーションロゴ

1252プロジェクトロゴ

1252公認​
女子アスリートコンディショニングエキスパート検定ロゴ​
<動画について>​
この動画は日本財団の助成事業です。

女子プロバドミントンチーム岐阜Bluvicと「1252フレンド」パートナーシップを締結​ ​女子アスリートの「生理×スポーツ」の課題解決を目的に、​岐阜の学校などで出張授業を展開​

一般社団法人スポーツを止めるな(所在地:東京都新宿区、代表理事:伊藤華英、以下当社団)は、女子プロバドミントンチームの岐阜Bluvic(会社名:株式会社岐阜Bluvic、所在地:岐阜県岐阜市、代表取締役社長:杉山幸輔)と「1252フレンド」パートナーシップを締結しました。​
本パートナーシップは、当社団が展開する女子学生アスリートに向けた生理とスポーツの教育/情報発信活動「1252プロジェクト」を連携して推進し、社会貢献及び活動の発展につなげていくことを目的としています。

締結式を実施。左から杉山幸輔氏(岐阜Bluvic代表)、伊藤代表理事、最上共同代表理事

<連携事項>​
(1) 本プロジェクトに関連する教育・啓発活動の企画および実施​
(2) 本プロジェクトの理念および関連する情報の発信その他の普及​
(3) その他女子アスリートの生理課題を解決するために必要な事項
<「1252フレンド」パートナーシップ とは>​
「1252フレンド」とは当社団が公式に認定したパートナーの呼称です。事前に合意した内容に基づいて、1252プロジェクトを推進していく仲間としてともに活動していきます。​
パートナーシップを組むことで発信力を強化し、社会貢献及び活動の発展につなげていくことを目的としています。​ 当社団と岐阜Bluvicは協力して、岐阜県・岐阜市を中心に、女子アスリートの生理課題に関する情報発信、教育活動を推進していきます。
<協定の背景>​
スポーツを止めるなは「1252プロジェクト」を通して、これまで多くのアスリートや指導者、医療従事者の皆様とともに女子アスリートが抱える「生理×スポーツ」の課題についての情報発信、教育に取り組んできました。しかしまだこの課題を解決するには至っておらず、より発信力を強化する必要性を感じていました。岐阜Bluvicでも「生理×スポーツ」の課題を重く捉えており、双方の課題意識が重なったことから、本協定を締結することとなりました。​
地域との強いつながりを持つ岐阜Bluvicとパートナーシップを結ぶことで、地域の方に対し、安心感を持っていただきながら、より多くの方への発信ができると考えています。
<「岐阜Bluvic」とは>​
岐阜Bluvicは岐阜県を拠点に活動する日本初の女子プロバドミントンチームです。​
株式会社岐阜Bluvicが「バドミントンで岐阜に勇気と感動を」をミッションにチームを運営しており、スクール・イベント・ファンクラブ・グッズ販売などを行っています。岐阜の皆様とともに、スポーツ文化の創成を目指しています。
<締結式登壇者コメント>​
【杉山幸輔氏/岐阜Bluvic代表取締役社長】​
先進的な活動に取り組まれている1252プロジェクトとご一緒できて大変嬉しく思います。岐阜に根付くチームとして我々にしかできないことを やり続けていきたいと思っています。​ ​

【伊藤華英/一般社団法人スポーツを止めるな 代表理事 1252プロジェクトリーダー】​
「1252フレンド」パートナーシップという形で、岐阜Bluvic様と初めて連携をとることになりました。1252プロジェクトの活動を共に進めていくことができる喜びを感じております。選手のみなさん、チームのみなさんと共に、よりよい女子アスリートの環境作りをして行きたいです。1252フレンドとして、共に歩んでいきましょう!​

【最上紘太/一般社団法人スポーツを止めるな 共同代表】​
今回、バドミントン界のスター選手が揃う岐阜Bluvic様が我々の活動に賛同し1252フレンドになって頂いたことを大変うれしく思います。岐阜を中心に一緒に1252プロジェクトを推進していくことがとても楽しみです。
<「スポーツを止めるな」とは>​
2020年に立ち上がった学生アスリートの成長に寄り添う活動。有志の活動が後に一般社団法人化。​
スポーツを通じて若者が自立することを信じサポートを行っています。​
「スポーツを止めるな」は、日本を代表するアスリートや専門家に賛同頂き、SNSを中心に活動を展開し、大きなムーブメントとなりました。その後、オンライン学習システムの開発や、教育機関との共同研究など活動の範囲を広げています。​
スポーツの地域移行の支援や生理とスポーツをテーマとする1252プロジェクトなど、ユニークな取組みにより、スポーツを通じて社会をより良くするため活動を推進しています。

<「1252プロジェクト」とは>
1年(52週)のうち、約12週は訪れる生理とそれに伴う体調の変化は、女子アスリートにとって避けては通れない問題です。「正しい情報がない」「相談する先がない」と感じる女子アスリートや、その指導者のみなさまに対し、必要な情報を楽しく学ぶためのオンライン発信や授業などの様々なプログラムを提供しています。

・1252プロジェクト紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

・トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」
https://www.youtube.com/watch?v=bVYoDobYa9I

・1252プロジェクト公式インスタグラムアカウント​  生理とスポーツの新しい教科書「1252Playbook」​
https://www.instagram.com/1252project/

<お問い合わせ>
1252プロジェクトについてはこちら​
https://spo-tome.com/1252-top/​

取材申し込み、活動内容へのお問い合わせ窓口はこちら​
info@spo-tome.com

<報道におけるお願い>​
メディア様でお取り上げ頂く際は、可能な限り当社団のロゴもしくはコミュニケーションロゴ、1252プロジェクトロゴをご使用頂きますようお願い申し上げます。

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【能登支援・災害支援スポーツネットワーク 】石川県との包括連携協定の背景と私たちの想い

こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

石川県とスポーツを止めるなは「スポーツを通じた能登の復興支援やスポーツの振興などに関する包括連携協定」を結び、3月17日(月)に石川県庁で締結式が行われました。
 今回は締結式の様子とともに、支援を始めた背景や私たちが考える「スポーツによる災害支援活動」についてお伝えします。 

2024年4月に能登を訪れて

共同代表の最上・廣瀬は、震災翌日から能登各地で被災地支援に尽力されている一般社団法人NOTOTO.のご協力のもと、柔道家の井上康生さんや谷本歩実さんらと共に、2024年4月に珠洲市・穴水町・羽咋市を訪問し、瓦礫処理や炊出しボランティアと、地元の子供たちを対象とした柔道教室・スポーツ教室を行いました。 
訪問時はライフラインもまだ復旧しておらず、ご自宅とは離れた地域での避難生活を強いられている方も多く、瓦礫撤去や泥の掻き出し等の復旧が思うように進んでいない状況でした。倒壊した家の中で倒れたままになっていた重い家具や瓦礫を外に運び出したり、雨水を含んだ泥を掻き出したりする作業は想像以上の重労働で、高齢の方には到底難しく人手が全く足りていないことを痛感しました。 
訪問する前は、「まだまだ生活が不安定な時期に、我々が行ってご迷惑にならないか・・・」と不安もありましたが、スポーツ教室に参加してくださった学校の先生から、「子供たちがこんなに解放的になれたのは、震災以来はじめて」と伺い、まだまだ緊迫した状況にある中、ひと時でも皆さんの心が緩む時間を作れたことは意味があったのだと安堵しました。その一方、「スポーツを通してできることは、まだまだ沢山あるはず」とも実感しました。 

スポーツ界が結束して復興を志すためのハブ組織の必要性

能登から戻り多方面のスポーツ関係者やアスリートに見聞きした状況を伝えたところ、「能登のためにできることがないか気になっているけど、誰に相談すれば良いか分からず悩んでいた」「所属アスリートとも何か支援ができないかと話しているが、現地がどんなサポートを必要としているかが分からず具体的に動けない状態だった」等、復興支援に対する想いはあるが、どうしたら良いかわからないアスリート・チーム・スポーツ団体が多数あることがわかりました。 
また我々は、その後も被災地域へ訪問し地元の方からお話を伺ったり、現地の状況をよく知るNOTOTO.の皆さんから状況を聞いたりする中で、2024年9月の豪雨災害も重なったこともあり、地域ごとに被災の状況が全く違うこと、人口・住民の年齢分布・もともと抱えている課題などによって復興の方針や進度、求めているサポートが大きく異なることを知りました。また、復興は5年・10年の中長期戦であり、単発的な支援ではなく、継続的な支援が望まれていることも感じました。 
私たちは、災害復興への想いを持ったアスリートやスポーツ団体・チームと被災地をつなぐハブ組織の必要性を感じ、中間支援団体としての役割を担うことを決めました。 

スポーツを止めるなが考える「スポーツによる支援活動」

私たちは、支援活動を進めるにあたり2つの柱を掲げています。 
1. 被災地支援アクション
・有志アスリートによる現地支援活動
・スポーツ大会を誘致
・高齢者のフレイル対策支援活動
2. 被災地の現状発信
・定期的なメディア情報発信
・スポーツ界内における支援モデルの共有
被災地域での支援活動を行うだけでなく、隣接地域で「スポーツ大会」を開催し、選手・関係者・観客の皆さんと一緒に被災地域を訪れることで「関係人口づくり」を目指しています。 
また、被災地域の現状を「発信し続ける」ことも大切にしています。私たちから情報発信するだけでなく、発信力の高いアスリートの皆さんが現地で見たこと、聞いたこと、感じたことをSNSで発信したり、アスリート同志で話し合ったりすることも大きな意義があると考えています。 
今後は、地域の子供たちとアスリートの「顔の見える関係づくり」を通じた中長期にわたる支援を行うために、「ワンスクール・ワンアスリート」を軸とした活動の実施を目指しています。 

  「ワンスクール・ワンアスリート」によって期待する効果
・繰り返しコミュニケーションをするきっかけ 
・被災地にホームタウンを持つ感覚 
・自分ゴトとして観戦・応援するトップアスリートの存在 

将来的には、スポーツ界の各組織による災害支援を軸としたネットワークが構築され被災地と繋がること、今後新たな災害が発生した際に生かせるように知見の蓄積も目指しています 

石川県×スポーツを止めるな「包括連携協定」

これらの活動をさらに強力に推進できるよう石川県と協議進めた結果、この度「包括連携協定」を締結することとなりました今後も引き続き、被災地域やスポーツ界と連携し、復興に向けた様々な支援を進めてまいります。

【協定書に署名する馳石川県知事と最上当社団共同代表】

● 連携事項
(1)スポーツを通じた復興支援に関すること
(2)スポーツの振興に関すること
(3)そのほか、前条の目的を達成するために必要と双方が考えること 

● コメント 
馳浩様/石川県知事 
スポーツを通じた皆さんの活動が復興を後押ししていると実感しています。復興には10年の歳月がかかるため、本協定を通じて継続的に支援していただきたい。 
 
最上紘太/スポーツを止めるな共同代表理事 
2024年4月に被災地に足を運んで現地の状況を見たことで、「スポーツの力で被災地のためになることは沢山ある」と実感しました。我々が想いを持ったアスリートやスポーツ関係者と地元をつなぎ、中長期の支援を実現していきたい。 
 
廣瀬俊明/スポーツを止めるな共同代表理事 
地元の方とのコミュニケーションを通じて、被災地の最新の状況や本当に求められていることが何か初めてわかる。我々や連携するアスリートが実際に見た・聞いたことを発信することで、支援の輪を広げていきたい。 

【メディア取材を受ける様子

Talk up 1252 #16「アスリートが前向きに生理と向き合う話」 4/25(金)18時~公開!柔道家 角田夏実選手登場! 

こんにちは、スポーツを止めるな広報です。 これまで数多くのアスリート、スポーツ関係者から貴重なお話を伺ってきた「Talk up 1252」。 第16回目のゲストは、柔道家の角田夏実選手(SBC湘南美容クリニック所属)をお招きし、学生時代の生理の悩み、大学時代に体験した重い生理中の症状とその対処法、前向きに競技へ取り組むための環境づくりについてのお話を伺いました。
■生理との向き合い方、前向きな気持ちで競技へ向かうために。
学生時代、腹痛で起きられず、保健室でうずくまるほど生理痛が重かったときもあった角田さん。生理についての対処法はお母様から教えてもらっていたようなのですが、お母様自身は柔道経験者ではなく、競技生活をしながら生理に向き合う方法はわからないことも多かったため、部活動の先輩から様々な情報を教えてもらいながら過ごしていたと話します。
柔道ならではの心配事として、道着が白いため、漏れてしまった際にはシミになることがあり、練習を中断してしまうこともあったと言います。そのため練習時には大きめの生理用品を重ねて着用したり、事前に先輩や友人に生理であることを伝え、漏れていないか確認してもらいながら練習を行っていたそうです。「女性である限り、生理は絶対に来るものなので自分なりの対応を見つけるのが大事」と角田選手は語りました。

他にも動画内では、前向きな気持ちで競技に向かうために、角田選手が実践してきたこと、学生時代に経験したお話、そして学生アスリートたちに実践してほしいことなど、貴重なお話をしていただいております!現役のアスリートの皆様はもちろん、保護者や指導者の方にとっても参考になると思いますので、どうぞご覧ください!

Talk up 1252では、今後も様々なトップアスリートを招いて、リアルな体験談や向き合い方など、楽しく発信をしていく予定です!次回の配信もお楽しみに!
<コンテンツ概要>
タイトル:Talk up 1252 #16 「アスリートが前向きに生理と向き合う話」
公開日:2025年4月25日(金)18:00~
出演:角田夏実(柔道家・SBC湘南美容クリニック所属)、伊藤華英(元水泳選手/1252プロジェクトリーダー)
URL:https://www.youtube.com/watch?v=wSzHhNKL1QY
■柔道家・角田夏実選手がスポーツを止めるな賛同アスリートに!

柔道家・角田夏実選手がスポーツを止めるな賛同アスリートに加わることとなりました!
今回の「Talk up 1252」への出演を皮切りに、多くの若いアスリートの可能性を広げるため、スポーツを止めるなの様々な活動に参加・協力いただくこととなります。
角田夏実選手からのメッセージ

スポーツを通して経験できることはとても多く、その挑戦は自分を成長させてくれます。
また、観戦を楽しむことでも心を豊かにし、人との絆を深める魅力があるため、ぜひ色々な形でスポーツに関わってほしいと思います。
【1252プロジェクト】
▼公式HP
https://spo-tome.com/1252-top/

▼紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

▼YouTube|トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」
https://youtube.com/playlist?list=PLa7LJJewGWJP3Gc0azsTXYSaCOgcfyBBW&si=qgZM-rMKdXgWnAhl

▼インスタグラム|1252 Playbook
1252project公式アカウント@1252project
https://www.instagram.com/1252project/

「スポーツ×生理の新しい教科書」をコンセプトとした教育コンテンツ、「1252 Playbook(プレイブック)」を配信しています。ぜひご覧ください。 (1)女子学生に馴染みがあるInstagramを活用した、(2)楽しく正しいスポーツ×生理の情報を学べる、(3)専門的知見を簡潔に解説するコンテンツです。

▼検定|1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定です。 トップアスリートを指導する指導者から学校教員、保護者、アスリート本人まで、女子スポーツ関係者に広く知識を身につけてもらうことを目的に、2階級の資格検定を設けています。 女性特有の月経課題を中心に、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。


【第4回 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定】
開催日時:2025年9月1日(月)~2025年9月14日(日)
申込期間:2025年7月1日(火)~2025年8月21日(木)16時
 ※コンビニ決済の申込期間は、8月14日(木)16時までとなります。
資格:2級(指導者・女子アスリート・保護者向け)/1級(指導者向け)
内容:テキストブック「1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定」より出題。

▽検定詳細はこちら
https://1252expert.com/



▼テキストブック|『1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定』 女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う、1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定(1・2級)の出題範囲を網羅したテキストブックです。

紙版販売場所:
▽1252エキスパート検定WEBサイト
https://1252expert.com/

▽Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4491053758
※全国の書店、およびオンライン書店でも購入可能です。

電子版販売場所:
▽Amazon Kindle
https://amzn.asia/d/02b8MceQ

柔道家 角田夏実選手が前向きに競技へ取り組むための生理への向き合い方を語る対談コンテンツ4/25(金)18時~公開!

一般社団法人スポーツを止めるな(所在地:東京都新宿区、代表理事:伊藤華英)は、女子学生アスリートに向けた生理とスポーツの教育/情報発信活動である「1252プロジェクト」の一環として取り組むYouTube対談コンテンツ「Talk up 1252」を制作・公開しています。​
このたびゲストとして、柔道家の角田夏実選手(SBC湘南美容クリニック所属)をお迎えし、#16「アスリートが前向きに生理と向き合う話」を4月25日(金)18:00~公開します。​
またこの機会に、角田選手にはスポーツを止めるなの賛同アスリートとして加わっていただくこととなりました。多くの若いアスリートの可能性を広げるため、スポーツを止めるなの活動に参加・協力いただきます。これからの活動にもご注目ください。

<「Talk up 1252」について>​
YouTube対談コンテンツ「Talk up 1252」はこれまで全15回の配信をしており、「1252プロジェクト」リーダー/当社団代表理事である伊藤華英と多種多様なアスリートの方々との対談を行っています。​
第16回目は角田夏実選手をお招きして、学生時代の生理の悩み、大学時代に体験した重い生理症状とその対処法、前向きに競技へ取り組むための環境づくりについてのお話など、貴重な体験談を伺いました。​ 現役アスリートや保護者、コーチや監督などの指導者、スポーツに関わる全ての方にご覧いただきたい内容となっています。

●コンテンツ概要​ ​​
タイトル:Talk up 1252 #16 「アスリートが前向きに生理と向き合う話」​​ ​​
公開日:2025年4月25日(金)18:00~​​ ​​
出演:角田夏実(柔道家・SBC湘南美容クリニック所属)、伊藤華英(元水泳選手/1252プロジェクトリーダー) ​​
URL:https://youtu.be/wSzHhNKL1QY

<柔道家・角田夏実選手がスポーツを止めるな賛同アスリートに>​
柔道家・角田夏実選手がスポーツを止めるな賛同アスリートに加わっていただくこととなりました。​
「Talk up 1252」への出演を皮切りに、多くの若いアスリートの可能性を広げるため、様々なスポーツを止めるなの活動に参加・協力いただくこととなります。​

角田夏実選手からのメッセージ​
スポーツを通して経験できることはとても多く、その挑戦は自分を成長させてくれます。​
また、観戦を楽しむことでも心を豊かにし、人との絆を深める魅力があるため、ぜひ色々な形でスポーツに関わってほしいと思います。

< 第4回 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 実施>​
女子アスリートを指導する上で必要な知識を問う検定です。トップアスリートを指導する指導者から、学校教員、保護者、アスリート本人まで女子スポーツ関係者に広く知識を身につけてもらうことを目的に、2階級の検定を設けています。女性特有の月経課題を中心に、女子アスリートのスポーツ環境を正しく知る基礎データ、医学、運動生理学、栄養学、アンチ・ドーピング、S&Cとケア(ストレングス&コンディショニングとケア)、コミュニケーションの7つの観点から、女子アスリート×生理に関する正しい知識の習得を目指します。
●第4回実施概要​
・開催日時:2025年9月1日(月)~2025年9月14日(日)​
・申込期間:2025年7月1日(火)~2025年8月21日(木)16時​
 ※コンビニ決済の申込期間は、8月14日(木)16時までとなります。​
・受検料:1級/12,000円(税込13,200円)、2級/8,000円(税込8,800円)​
・受検方式/開催場所:オンライン受検・インターネットに接続できる環境であれば、どこでも受検可能。​
※各級とも4年に1回の更新が必要です。更新は別途費用が発生いたします。​
※詳細は1252エキスパート検定WEBサイトをご覧ください。
●WEBサイト​ 1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定 ​ ​
URL:https://1252expert.com/

<「1252プロジェクト」とは>
1年(52週)のうち、約12週は訪れる生理とそれに伴う体調の変化は、女子アスリートにとって避けては通れない問題です。「正しい情報がない」「相談する先がない」と感じる女子アスリートや、その指導者のみなさまに対し、必要な情報を楽しく学ぶためのオンライン発信や授業などの様々なプログラムを提供しています。

・1252プロジェクト紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=8D0WARPVGZw

・トップアスリートの生理にまつわる体験談「Talk up 1252」
https://www.youtube.com/watch?v=bVYoDobYa9I

・1252プロジェクト公式インスタグラムアカウント​  生理とスポーツの新しい教科書「1252Playbook」​
https://www.instagram.com/1252project/

<お問い合わせ>
1252プロジェクトについてはこちら​
https://spo-tome.com/1252-top/​

取材申し込み、活動内容へのお問い合わせ窓口はこちら​
info@spo-tome.com

<報道におけるお願い>​
メディア様でお取り上げ頂く際は、可能な限り当社団のロゴもしくはコミュニケーションロゴ、1252プロジェクトロゴをご使用頂きますようお願い申し上げます。

社団ロゴ

コミュニケーションロゴ

1252プロジェクトロゴ

1252公認​
女子アスリートコンディショニングエキスパート検定ロゴ​
<動画について>​
この動画は日本財団の助成事業です。

文部科学省を訪問し、IOCから表彰されたことを報告しました

本日、代表理事の伊藤と共同代表理事の最上が文部科学省を訪問し、あべ俊子文部科学大臣と橋本聖子参議院議員へ、国際オリンピック委員会(IOC)が設立した、先進的なイノベーション事例を選出し表彰する「イグナイト365アワード」を受賞したことを報告しました!
お忙しい中、お時間をいただいたあべ文科大臣と橋本議員には深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
これからもスポーツを止めるなは、スポーツを通して様々な社会課題解決に邁進していきたいと思います。

【能登支援・災害支援スポーツネットワーク】早慶ラグビー部関係者有志とのビーチクリーン活動

こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

今回は、3月15日(土)に慶應義塾體育會蹴球部・早稲田ラグビー俱楽部の関係者有志の皆さんと石川県輪島市門前町で実施した、黒島地区のビーチクリーン(海岸清掃)のご報告です。

スポーツを止めるなが考える「災害支援活動」

私たちスポーツを止めるなでは、被災地における様々な課題を、スポーツよるソリューションによって復興に繋げることを目標に、2つの柱を中心に「災害支援」活動を実施しています。

1. 被災地支援アクション
有志アスリートによる現地支援活動、スポーツ大会を誘致、高齢者のフレイル対策支援活動

2.被災地の現状発信
定期的なメディア情報発信、スポーツ界内における支援モデルの共有

今回はその活動の一環として、「令和6年能登半島地震・奥能登豪雨災害」被災地である輪島市門前町を訪問させていただきました。

数千年に一度の地殻変動で、最大4メートルの隆起

2024年元旦に能登半島で発生した最大震度7という激しい揺れは、能登半島の北西部に「数千年に一度」と言われるほどの地殻変動をもたらしました。
私たちが訪れた「輪島市門前町黒島地区」の海岸でも、最大4mにおよぶ隆起により東京ドーム5.5個分の海底が露わになり、海岸線が沖合方向に200m以上も移動してしまったそうです。事前に地元の方から説明を受けていたものの、実際に被害を目の当たりにし、その自然の脅威に愕然としました。

※産経新聞の調査による

写真奥の岩肌部が隆起により露になった海底

地面に現れた海底

写真奥の岩肌部が隆起により露になった海底

地面に現れた海底

無数に広がる漂流ごみ

隆起により拡張された海岸線には、大小さまざまな漂流ごみが無数に散乱しています。新たに流れてくるごみだけでなく、海底に長年堆積していたごみ、ペットボトルの蓋などの家庭ごみから、漁で使用するブイや謎の巨大な物体まで・・・拾っても拾っても無くならない大量のごみが海岸線一体に広がっていました。

海外から漂流したであろう家庭ごみ

海底から現れたブイ

海外から漂流したであろう家庭ごみ

海底から現れたブイ

さまざまな漂流ごみが堆積

ライバル校同士の「早慶」が強力タッグを組んで支援活動

ビーチクリーンを一緒に行っていただいたのは、慶應義塾體育會蹴球部と早稲田ラグビー倶楽部の関係者有志の皆さんです。翌日の3月16日(日)に、両校の現役選手・OB選手による能登復興祈念試合「ALL早稲田大学vsALL慶應義塾大学」が行われ、前日のビーチクリーンは、慶應義塾大学からの呼びかけに早稲田大学が賛同して実現しました。両校OBのほか、慶應義塾大学の青貫現監督、マネージャー部員、現役・OB部員の家族、総勢約40人が参加してくださいました。
参加者には金沢市で地震に遭った方、富山出身の慶大マネージャーとそのご家族(富山県から)もいらっしゃいました。皆さん、「震災・豪雨の後、能登のことはずっと気になっていましたが、個人ではなかなかボランティアに参加する機会がなかった」とおっしゃっていました。

協力して重いごみを運ぶ早慶OB

大活躍の慶大・青貫監督

流木の中から丁寧に拾い上げる保護者

細かなごみを丁寧に拾うOB家族

協力して重いごみを運ぶ早慶OB

大活躍の慶大・青貫監督

流木の中から丁寧に拾い上げる保護者

細かなごみを丁寧に拾うOB家族

集めたごみの山

生の声を聞くことの大切さを実感

今回の訪問で地元住民や支援団体の皆様による事前準備に加え、当日も一緒にビーチクリーンを行っていただいたり、被災地の状況を説明していただいたり、沢山のご協力を賜りました。ご自宅の再建をしながらの私たちの受け入れに大変恐縮したものの、地元の方から直接、被害の様子や抱える課題について伺うことができ、改めて「現地で生の声を聞く」ことの大切さを実感しました。
災害以降、能登全域で「人口流出と高齢化の加速」が深刻な課題です。災害の影響で子供たちの「学び・運動の機会が減少」。学生年代とそのご家族の転居が増えたことで、震災前から課題であった高齢化はさらに加速していると伺い、復興が進みにくい状況も良く理解ができました。

一緒にビーチクリーンをしてくださった地元の皆様

震災直後の様子や現状の課題などを伺いました

一緒にビーチクリーンをしてくださった地元の皆様

震災直後の様子や現状の課題などを伺いました

「門前の海岸を綺麗にしたい」と積極的にビーチクリーンを広げる活動をしている地元の方も来てくださいました。門前町で民宿を営んでいた女性と、数年前に黒島地区に移住した女性のお二人は、昨年4月まで自主避難先や在宅避難者に向けた炊出しを行い、今は「清掃しながら住民同士や外部の支援者との交流を生む仕組み」として根付かせる活動に取り組んでいるそうです。

お待ちかねのランチタイムは、輪島市門前「総持寺通り商店街」( https://www.sojiji-st.com/ )の「手仕事屋」さんと「食事処 縁」さんで、美味しいお食事をいただきました。ありがとうございました!

地元の方から状況を聞く様子(左:手仕事屋さん、右:縁さん)

地元の方から状況を聞く様子(上:手仕事屋さん、下:縁さん)

地元の声を広く届けることの大切さ

私たちは、「スポーツによるソリューション」を活用した支援活動に、まだまだ多くの可能性を実感しています。アスリート有志の皆さんと一緒に被災地を訪れることももちろんですが、10年以上続くといわれる復興の状況を「伝え続ける」ことも重要だと考えています。ぜひこの記事をご覧の皆様も、この現状をシェアしていただけると嬉しいです。

スポーツを止めるなは、「災害復興への想いを持ったアスリートやスポーツ団体、チームと被災地をつなぐ中間支援の役割として、引き続き能登支援活動を継続してまいります。
*今回の活動は一般社団法人NOTOTO. (共同代表:安江雪菜 https://nototo.jp )との協力のもと進めています。