一般社団法人スポーツを止めるな

1252プロジェクト 日体大桜華高校にて生理とスポーツをテーマに授業を実施!

 こんにちは!スポーツを止めるな広報です。

 2022年4月13日に日本体育大学桜華高等学校にて、生理×スポーツをテーマにした1252プロジェクトの授業「1252Clubroom with 日本体育大学」を実施してきました。
今回は1252プロジェクトメンバーの伊藤、最上、佐々木に加えて、日本体育大学児童スポーツ教育学部教授の須永美歌子先生にも登壇頂き、女性アスリートのコンディショニングについてもお話頂きました!

 日本体育大学桜華高等学校は1958年に創立された日本体育大学の系列の女子校です。特にもスポーツに力を入れている学校であり、オリンピックやパラリンピックにも複数の選手を輩出しています。

 第1部の授業では総合スポーツコースの2~3年生に向けてクイズ形式で行われ、クイズを楽しみながらも身近である生理×スポーツの関連性、コンディショニングについて真剣に話に聞き入っている様子でした。生理について正しい知識を身につけようとしている様子が伝わってきました。

 第2部の授業では生徒24名が参加しました。生理にまつわる症状の深堀や、ワークショップ形式で生理に対して向き合ったり、生徒同士で悩みを解決するにはどうしたら良いのか話し合ったり、意見が活発に飛び交っていました。生理について今後どのように向き合っていくべきなのか真剣に考えている様子が伝わってきました。

 別室では指導者向けのワークショップも開催されましたが、女子学生との向き合いについて真剣に考えられており、学校全体として生理とスポーツの課題に向き合っていこうという強い思いを感じる授業でした!

須永美歌子先生(日本体育大学児童スポーツ教育学部教授)

 授業の後、須永先生に感想を伺いました。「実績や経験がある伊藤さんからも話をしていただくことで言葉に力が増したと思います。パフォーマンス向上のためにはコンディショニングが重要です。これまでコンディショニングの方法は男性のデータをもとに作られてきましたが、今日の話を聞いて生理がコンディションに関わることがわかったと思うので、自分の体と向き合い続けて欲しいです。」と語り、指導者に向けても「常に関心を持って情報をアップデートし続けて欲しいです。」と強く語って頂きました。

 1252では、今後も女子学生アスリートがスポーツをもっと安心して楽しめる環境づくりを目指していきます。ご関心のある方はぜひお気軽にお問合せください!